はじまり〜はじまり〜!            micount13o.gif (3341 バイト)

kin-en.gif (299 バイト)拙い画像です。映像効果を妨げないように禁煙でお願いします。

・・長文注意・・・・・・・・・興味の無い方はここで御退室下さい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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チンスロンX(エックス)闘記
副題・・投げ釣り大王ぴんぎす汗への道

投げ釣り界にエポックメーキングな話題を提供した・・かもしれないチンスロンXのその後です。

チンスロンTはご承知の如く、岩礁帯での仕掛ロストを防ぐ、あるいは結果的にロストしてもシモリそのものが環境汚染を引き起こさない素材を鋭意探求した結果、○×△というあっと驚く芯材を用た。ついでに庵主のおちゃらかで味の素をいれちゃうということもした。鈎もネムリ系を用い鈎での根掛かり(*注)を最小限に抑え、究極の自然に優しい仕掛を目指した(写真1)。渥美岩礁帯での釣果を写真2に示すが、苦しい状況の中でそれなりの感触を得ることができた。

今回はそのチンスロンTにさらに改良を加えて○キュー製のチ○パワー、さらに濁り○んごをブレンドして集魚効果を高めることを狙い、開発コードナンバーチンスロンXとして研究を進めた。濁り○んごの割合が高いものを高比重タイプ(HD:ハイデンスティー)、チ○パワーの割合が高いものを(LD)としてその中間を(MD)として万全を期した(つもり)。しかし、事前の崩壊試験でどのタイプも浮いてしまい、改善の余地を多々残すも、今回の波松での試釣となった。

写真1

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:根掛かりに強いといわれるオタフク錘に10号のシーガーで誘導部分を作る。シンカーのショック吸収と集魚効果を期待してハードとソフトタイプの畜光ビーズを 装着する。ハリスはノーカルフロートの6号ゴールドで、シモリの浮力がきわめて高いのでハリス長を長くすると必要以上に飛高してしまうので、10センチ程度とした。鈎のチモトのフラワービーズはシモリが軟化した場合に鈎の方まで移動してエサをこきあげることを防止すると同時にアピール効果を狙った。なおこの写真のフックはパワーイレグです。

 

写真2

その釣果の一部が”↓これです”。よ〜く見るように(^O^)
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渥美岩礁帯にて2001年2月

・・・さて今回の波松は春先に大型のカレイが出る場所として名高いが、日むら場所むらが激しいことで有名である。比較的あぶれの少ないポイントもあるが、早くから場所取りをしないと入れない。従って後からのこのこ繰り出す私にとっては並々ならぬ覚悟と対策が必要なのである。秘技・裏技・反則技なんでも繰り出さないと勝てないのダ!!今回のチンスロンXシリーズはその為に作成したものと言っても過言ではない。

・・・波松に到着する。場所の選定にとまどったが海岸線にアクセントがあり、かつ波打ち際が堤防に迫っている場所を探す。なにぶんにも暗闇の中での事、近眼の眼(まなこ)をいっぱいに開いて海岸線を凝視する。手頃な場所を見つけ急いで準備に取りかかる。期待に胸を膨らませ、第一投!海況は抜群、最良のコンデイションと思える。チンスロンの崩壊は思ったより速いが、それでも30分程は保つようだ。しかし、ここで肝心な事に気がついた。写真1の場合・・チンスロンを交換するたびにハリスを切って結び直す必要が生じるのダ!!・・・つまり段々ハリスが短くなるのネ(^O^)。従って、装着位置を写真3のように、中通し錘の誘導部分のサルカンよりライン側に設定した。この場合はチンスロンがフリーに浮上してしまうので花柄ビーズにラインを一回巻いてからチンスロンをサルカンの方へ押しつけるような格好で防止した。ラインならいくら切っても減らないもんd(^-^)ネ!

写真3

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上:実際はチンスロンの色は茶色系です。写真映りを考慮して白色のチンスロンTを
ダミーで付けてあります。鈎はパワーイレグですがそのほかの鈎仕様もあります。

さて、波松海岸の芝正前のポイントで粘ること10時間半、残念ながらカレイのお姿は拝めなかった。しかしフグの集魚効果はそれなりにあった。(^_^; チンスロンXを装着するのとしないのとではエサの消耗が全然違うのである。当然いつも使用するハリスの長い段差仕掛でも使用したし、L型天秤での使用も試みた。どれもフグには大変気に入られたようであったが、ただそれだけであった。なお、今回主力に用いた○鈎14号の真価を改めて見せつけられた。こまいフグが大鈎に高確率で掛かってくる。しかもハリスが全くかじられない!チンスロンXの評価は私の釣座の周囲でカレイが全く釣れなかったこともあり判定不能であったが、○鈎の実力が堪能できただけでも大きな収穫であった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・to be continued

*注(でも岩礁帯での根掛かりは鈎のみならず、シンカー、またラインが掛かることが多いようですね。特にラインの場合はやっかいで、私が別途持参した腰高の発泡素材にドッキングさせたシンカーが必要かもしれません。)