チンスロン笑劇場第2幕:
  暴かれたチンスロンの正体!!!

平成13年は7月第2週の出来事・・・

改良型チンスロンをひっさげ南紀は七里御浜の某所へコロダイ狙いへ釣行。
午前1時頃に現地着、最初はチンスロン無しで岩虫&エサ竜さんの特注エサの
タイ虫を付けて30mラインを攻めるが、岩虫は例のハマトビムシにあっと
いう間に食われてしまう・・タイ虫は若干エサ持ちがよいものの
それでも無くなってしまう。


午前2時頃、ダメもとで改良型チンスロンをシンカーとラインの間に装着する。
そのお陰か!?チンスロンはあっと言う間に無くなるものの、本来のエサ持ちがだいぶ良くなる\(^^)/

と!そのとき!
・・ 後から解ったことであるが、右隣で釣りをされていた
方にビックなコロダイが連続したらしい・・チンスロン投入後まもなくのことで
これは単なる偶然であろうか(^_^;


私はそんな事実があったことなどツユ知らず、黙々と付けては投げ付けては投げを
繰り返すマシーンと化していた。<(`^´)>エッヘン。

3時頃、左隣のいるかさんのロッドがうなる!!!
パワーエアロの喘ぎ音も聞こえる・・
ライトに照らし出されたそのお姿は紛れもなく良型のコロダイ!!
周りの幾多の釣り人からコロダイの釣果はまったく聞こえて来ない。
これもチンスロンの投入と無関係とはとても思えない。


irukakorodai.jpg (42136 バイト) チンスロンが寄せたと思われる
コロダイを手にするいるか氏

チャンス到来!!とばかり、私もチンスロン爆弾を次々と投入するも
何も釣れぬまま残酷な夜明けを迎えてしまった。(*_*)


疲れがどっと押し寄せる、虚しさが心の中を占め尽くす・・
ふと左手を見やると知る人ゾ知る渥美の大物釣り師Beanさんが
黙々と投入を繰り返している。


彼は渥美サーフの総帥から、チンスロンの正体を
探るべく密命を帯びていたらしいが、如何に旧交のある彼とは言え
Top Secretをやすやすとは教えられない。


なにせ噂ではチンスロンの争奪作戦を各クラブが練っているらしいのである。
○サ、全○などの猛者に知られたら、魚族絶滅の危機に瀕する
ことは、開発者の私が一番良く知っている。


Beanさんの立場を考えると辛いものがあったが、
その想いを振り切るように投げに熱中することとした。

どれくらい時間が経ったであろうか?・・・・疲れも
頂点に達し、やがて睡魔が襲ってきた。

と!そのとき!・・いつの間にかBeanさんが歩みよって来た。
彼も奮戦むなしく、○ボのようであった。
敗軍の将兵を語らず・・無口なBeanさんではあったが

私は自分たち二人の間の空気に何か暖かいものを感じざるを得なかった。
二人の距離は急速に縮まり・・自然と私の口が
豆さん、チンスロンの正体は○ミ○○ドじゃ!と・・呟いていた。

・・・・後日、渥美サーフの突撃隊長○タケ某が名古屋市内中の文房具店を
まわり、○ミ○○ドを買い占めていたとの噂も聞こえた。


続く・・・

お断り:当分は(半分は)フィクションであり、本文中に登場する
    人物は実在の方とは一切関係ございません。


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