Subject:東京アブミ   From:キス&スキー   Date:2001/10/10 22:50
No:301

こん**は!
東京アブミって、都系です。8号だと軸方向長13mm、幅5mmありますので、かなり大きめです。鱚介さん愛用の針です。
>短軸系の鈎ならもっと釣れるかもしれませんですね。
僕は、反対に直結の場合は、長軸系の方が良い気がしました。
吸い込まれた時に口腔内に針先まで入って、始めて針掛りする可能性が出て来て、奥に入れば入るほど確率的にはフッキングしやすくなるはずです。ですから、軸の長さというよりもフトコロの幅と長さの方が影響があるような気がします。
[294]で書いた様にモトスがチモトにあるので針の軸長以上に吸い込むのは非常に抵抗が大きくなるはずです。それゆえ、軸の長い針ほど掛かりやすい気がします。軸がある程度長くてもフトコロが余り大きくない針が適している様な気がします。
そう考えると、エダスは、軸長さにかかわらず、吸い込みやすくする機能を持っているのですから、ある程度合ったほうが、オールマイティーな仕掛けになるのだと思います。鱚自体、でかくなっても尺上ですので、極端に長くする必要もないのだと思います。
もう一つ、戻りますが、直結の利点ですが、これは、作り方にもよりますが、針の向きを固定できることがあります。エダス有りの場合、針先はどちらに向いているか?ですが、直結だと上向きor下向きor横向と自由に固定できます。今回は引き釣りを考えましたので、針に抵抗が掛かれば、直ぐに針が刺さる方向に力が掛かるので、すべて上向きにしました。
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Subject:やっぱスゴイや! From:ぴんぎす親父  Date:2001/10/11 14:13
No:302

キス&スキーさん、こん**は。またまた詳細な解説ありがとうございます。鈎型も地方色が出ていてなかなか面白いですね。大手のカタログ持ってませんので、スタンダードな鈎型しか存じませんので、勉強になります。東京アブミ8号で比較するとチカ(都)鈎をほんの少しスリムにしたような鈎ですね。みなさんの工夫感心します。

さて、直結の場合の長軸の選択理由ですが、さすが!と納得しました。やっぱスゴイです。蛇足の補足をしますと・・

♪吸い込まれた時に口腔内に針先まで入って、始めて針掛りする可能性が出て来て、
♪奥に入れば入るほど確率的にはフッキングしやすくなるはずです。

ここは、奥の方がフッキングしやすいということはなくて、奥から口唇周囲部に至る途中も含めてフッキングする部位が増えるとの理解でよろしいですね。だから長軸の方が長い分、有利だとのご指摘ですね。

直結の鈎の向きもおもしろいですね。横向きなどは、びっくり(◎-◎)うーんやっぱスゴイや!


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Subject:286関連上か下か From:ネギヤん Date:2001/10/12 20:13
No:303

庵主殿どうもです。ネギヤんが崇拝しているキス&スキーさんのし掛け、実験内容で感銘しているところです。奇しくも、ワタクシも同じ海岸で竿出しておりまして、なるほどと思ワレル事実をみつけました。三浦のキスチャンは、ネギヤんのし掛けの先針に掛かる確立が少ないのです。遅いサビキでどうなるか?との質問で、キスの居る場所の海底に左右されるのではないかと。私の2ヒロのし掛け波口までそろそろサビキで、最後の掛け上がりで止めます。強烈なアタリ1回、ハンドル半回転で、2度目のアタリ、又半回転で3度目とこれを5回繰り返したら、天秤が波口から上がっていて見えています。巻き上げたら一番上針と次ぎの針の2点のみにキスです。アタリの回数は、2点のキスの暴れで、もうそこには(次ぎの針)キスが飛びつける状況では無かったのではと判断しました。ようするにまだ、じゅうたん敷きでキスが居ないのだと。サビキが早くて、5連6連とアタリ、針掛かりする海岸は、段段畑の様に、キスが並んでいるのではと判断します。その後遅いサビキでやはり、上針に掛かります。海底の状況が重要な要因で、それと合致したし掛けが、良いし掛けとかんがえました。このコーナーの冒頭に「海が違う」だからし掛けも違うが正しい論理なのかもしれません。でも沢山ネギヤんも研究したいです。ではではまた。
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Subject:大胆かつ無謀な仮説?? From:ぴんぎす親父 moribjc@imart.or.jp  Date:2001/10/16 15:43
No:304
ネギやんさん、亀レスご免なさい。m(..)m

鈎の位置をシンカーの方向から1,2,3,4,5としますね。
(5は先鈎となります。)

仮に、あくまで仮にですよ!
*最初にフッキングした鈎よりも先の鈎へのフッキングの確率が
 低いと仮説しますね。

また最初のフッキングはアトランダムであり
**1〜5番までの鈎に同確率で掛かるとします。

ここで *の仮説に**をミックスすると5番の鈎にフッキングすれば、1〜4番の鈎にもフッキングしやすいことになるものの、その他のケース、すなわち1〜4番の鈎にフッキングしたケースでは、5番の鈎にはフッキングしにくいこととなります。すなわち5番の鈎にフッキングし難い確率は4倍になります。2回目以降のフッキングを考慮すると5番に掛かる確率はさらに少なくなるのでは?

以上大胆で無謀な仮説です。だからこそ、より先鈎に掛けたいのかもしれません。

先鈎にキスが掛かっていないケースの検証は面白いかもしれません。

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Subject:Re[304]: 大胆かつ無謀な仮説??From:ネギヤん Date:2001/10/16 19:04
No:305

庵主どのネギヤんも考えていました。連釣のテクは、研究中ですが、この仮説が次ぎの偉大な発見に繋がるのではないでしょうか。では仮説@ですが、3番目(真中)に最初に掛かったとして、連で釣り易い(いくつ釣れるか)確立の高い2番と1番に、結果は最大3尾となる。5番(先)では、最大5尾に、統計上ですが、例えば、5番、3番1番の3尾の結果を判定して、どうして?と考える。これは、サビキの途中で餌が外れたとか、あたりでも乗らない、とか何かのアクシデントが要因として、リスクと解釈すれば、論理上解明出来ます。(勝手ですけど)

昨日の実例です。早いサビキ約2秒1回転(約35cm移動)時に8本で、3回先針のみ。遅いサビキ4秒1回転8/7/6/5/の4点掛け、4から1は餌のみでした。いずれもピンが1色以内か波口でそこそこ釣れる条件です。庵主どのこれは面白いので、これからの実釣でメモしてみます。K&S名人の早いのと遅いので、テストがより確かな結果が出るかも。がんばります。では又

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Subject:私も試釣したい・・ しなくては!From:ぴんぎす親父 moribjc@imart.or.jp Date:2001/10/18 14:50
No:306

ネギやんさん、大胆かつ無謀な仮説におつきあいいただきありがとうございます。キスの薄い場所での釣りは本当に大変だと思います。薄けりゃ多点でなくても良いのでは?と考える方もみえるかもしれませんが(私も実はそうでした)、キスは群れで行動するのでチャンスを逃したくないのですね。薄けりゃ余計ですね。薄い場所では早サビキは、不向き・・かといって遅いと、キスが連で沢山くる確率が減る・・本当に釣り辛いと思います。湘南のような場所でコンスタントに成績あげる方はその辺りの不利な条件をうまくテクで凌がれるのだなぁと感心します。ネギやんさんももちろんそのテクニシャンと存じ上げております。

先鈎を重くしてテンション掛けたり、あるいは逆に先鈎を小さくしてピンでもまず掛けてテンション掛けるなどなど・・皆さん工夫されてますね。

サビキが速いと先鈎に掛かるのは何故??の質問にたいする解はいまだ見つかりません。あるいは、先鈎に掛かると連で釣れやすいという仮説の
説明もできません。

しかしながら、少しでも実験を重ねて事実を積み重ねる他ないと思います。

今回の渥美リブキスOLMでは、情けないことに角膜をやられて眼を開けることが非常に苦しい状況下でしたので使った仕掛も3本鈎(5本では餌つけがエライ・・座頭市でしたので)で、検証などほとんどできませんでした。

一応スペックだけ・・

モトス・・Duelフューズライン6Lbs3m 鈎・・トーナメントキス6号 ハリス・・シーガー0.8号 ハリス長・・3センチ エダス間隔・・35センチ

キスが非常に薄くかつピンのみで4時間半で27匹でした。数釣りの機会は今年中に訪れるか否か不明ですが今度は5本鈎のものと、テンションを積極的に付けるために仕掛の先端に軽めのシンカー状の安定装置を取り付けたもので試して見たいです。

PS:キス&スキーさん、日サ大会上位入賞おめでとうございます。\(^O^)/


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Subject:狐型の不思議・・・From:ぴんぎす親父 moribjc@imart.or.jp Date:2001/10/24 20:36
No:307

皆さん今晩は。久しぶりの投稿です。眼の調子が悪くPCに向かう時間の制限もあり、当然釣りなど厳禁でした。ようやく今週になって快方の向かってます。でも季節は冬に向かいつつあります。テストには厳しい状況となってしまいました。南紀ならなんとかなりそうですが、今週は町内会の用事でダメです。(`´メ)

さて、今回は狐型の鈎の不思議です。いままでの感触から、早サビキでは狐型の方が都型の鈎よりも有利であると感じてます。関西の皆さんの掲示板の発言からもそのことが伺いしれます。では・・何故??となると正直いってよくわかりません。狐型の鈎を列挙しますと秋田狐(がま投げ、トーナメントキス、スーパーキスなども含む)狐、スピニングB、早掛けなどがあります。最後の早掛けという名の鈎は私が投げをはじめて間もない中学生の頃にその名に誘われて使ったことがあります。何故早掛けか?それは読んで時のごとしでしょうけど鈎の形状が、都型(都鈎、その亜型である湘南キス、競技用キスなど)の方が一見するとフトコロが広いような気がします。でも実際は狐型の方が掛かりはよいと思います。(ばれやすいとも言えますケド)懐が2段構えで曲がっている(腰が曲がっているように)のがミソかな?と思いますが皆さんはどうお考えですか?
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Subject:釣鈎各部の名称 From:ぴんぎす親父 moribjc@imart.or.jp Date:2001/10/24 20:37
No:308

大変遅れたアップですみません。つりの友さんの記事で鈎各部の名称が記載されてました。ここに引用します。

引用開始
まず釣鈎を知る上で基本的な各部の名称を記しておこう。まず糸を結ぶところが「耳」、その下から最下部までを「軸」、カーブを「懐」、そこから上までを「イケ下」出っぱりを「カエシ」「モドリ」「イケ」そして「鈎先」となる。 ルアー用のワームフックなどは順に「アイ」「シャンク」「ゲイプ」となり、「イケ下」に変わるものはなく、「バーブ」「フックポイント」となる。この他に「第一クランク」「第二クランク」などがあるが、ややこしくなるのでこの辺でやめておこう。

引用おしまい

ただし、耳をチモトと読んだり、カエシをカカリやアゴと読んだり懐は曲がり(あぶ)の幅を意味したりしますので 、ご参考までに・・・


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Subject:お久です。From:迷人あきら <a_1965_s@hotmail.com>Date:2001/10/26 19:27
No:309

 庵主どのお久しぶりです。 目の具合はいかがですか、 先日、大磯釣行の帰りに、パイクに道具を積んでいるとき通りがかりのご老人に釣果を聞かれ18匹と答えると、 「ほ〜、よう釣れたな、キスも命がけじゃけん人間ほどほどがよろしい」とのお言葉。なぜか、心に染みた一言でした。

 さて、307のちょっとだけレスですが、 キツネ系の針は確かにサビキ釣りで威力を発揮しますね。でも、待ち釣りでは.....。絶対サビキならキツネ、待ち釣りもやるようならあぶみ系(都)待ち釣りオンリーなら袖系が定説ですね。 ところで針の色って気にしますか?? 白、金、茶、赤、黒、青、などありますが、 TPOってあるんですかね。 基本は目立たない茶を使用しているんですが、 冬場は赤(フグにやられやすい??)で待ち釣りという具合なんですけど...  あと、この間から実験中なんですけど、先針にPE使用しています。絡むトラブルは今のところなく、なかなかいいと思うんですけど、データが少なくって、まだ実験中です。ちなみに、ハリスに使用しているのは、PEの力糸をテーパーに加工する際に抜いたものを使用しています。太さがちょうどいいんですよね。では、週末は例会ですので実験します。
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Subject:色即是空??From:ぴんぎす親父 <moribjc@imart.or.jp>Date:2001/10/26 20:56
No:310

迷人あきらさん今晩は。眼の方はおかげさまですいぶんと回復しました・・が本調子までは今しばらくといったところです。
♪「ほ〜、よう釣れたな、キスも命がけじゃけん
♪ 人間ほどほどがよろしい」とのお言葉。
♪ なぜか、心に染みた一言でした。

金言ですね〜。ご老人の言葉は重みあります。さて、袖の鈎ですが、私は使うことがないので意見を述べにくいですが湘南では結構愛用されている方が多いようですね。冬場の待ち釣り・・小型の鈎なのかな?別サイトのBBSで貴公子ジュンさんが袖鈎を発注してましたけど、かなり小さな鈎ですね。小型な割には懐が広いのと、アゴが高い鈎が多いのでのみ込ませてかけて、しかもハズレにくいことを狙っていると思います。(その分盛期では手返しに難あり?)袖鈎は海津と並んで多くの鈎のプロトタイプだと思います。ただし、袖といってもバリエーションが豊富でなかなか難解な鈎だと思ってます。秋田袖なんか異色の格好してます。色の話しはおたく鈎特集でも取り上げられました。決定的な結論はでませんしたが、魚の色の好みの問題を別としても私的には鈎というのは、製法、特に焼く温度が微妙に違うので硬さも微妙に異なってきます。色によって掛かりが違うとおっしゃる方
(例:キススペは茶が良いなど)も見えますがひとつには焼く温度やメッキの方法の違いなどが相まって鈎先の鋭さに微妙な差違を生じさせているのだと思います。たとえば、赤や緑は茶の上に金メッキしてさらに色をのせてますのでとても厚化粧です。TPOについてはもっと難しいです。魚の色覚能の問題。水深による色の吸収、底の砂の色、濁り、空の明るさなどなど・・パラメーターが多すぎます。金鈎はフグを呼ぶとも言われますが自験例では、フグが寄るときゃどんな色でも寄ってくると思ってます。サビキの方法を変えたり、少し浮かせたり(シモリで浮かせるとフグの害が少なくなるような気がします)、あるいは”三十六計逃げるが勝ち”っていう究極の方法もあります。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!詳しくはオタク第一集をご参照下さい。(読みにくいですケド)

PEの使用法ですが、抜いたラインを使われるとは素晴らしいアイデアです。私はそのような方法は大好きです。\(^^)/私はポリエステルとナイロンの編み糸の仕掛を持ってますがなかなか使うチャンスが無くて困ってます。あきらさんのテスト結果を心待ちにしてます。

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Subject:きつねにつままれる??From:pingisu <moribjc@imart.or.jp>Date:2001/10/31 20:43
No:311

今晩は。狐型の不思議です。いろいろ考えました・・・何故?どうして?一見ふところが狭そうなのに何故?やはり腰曲げが味噌かな?と思います。
腰曲げのところから懐と考えれば同号の湘南キスよりも懐が広くなります。狭く見えるのは鈎先が内側へ向けてあるからでは?軸と平行に鈎先を伸ばせば結構懐があることがわかります。でもそれでは、バレやすいのでぎりぎりの選択であのような内側へ向けた鈎先となっているのかもしれません。サビキ釣りで掛かりが良いのは軸が短くエサが自然と短くなることも一因と思います。エサの重さや抵抗の方が鈎のそれよりもかなり大きいと思うからです。

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Subject:安直な仮説 From:pingisu moribjc@imart.or.jp Date:2001/10/31 20:49
No:312

連続投稿です。304,305番に関連して・・・キスが先鈎に掛からないと連で掛かり難いのは何故?ですが、魚って餌を奪い合う時には頭から攻めますよね。頭の方向にエサがあるのが自然だからです。最初のキスが他のキスを誘う囮のような存在と考えれば興奮した後追いのキスは餌がある頭の方向へ”殺到”する。その結果シンカー側の鈎にアタックするのでは?(あるいは、先鈎側では先にフッキングしたキスの尻が邪魔になる????)
ちょっと安直すぎますかね?

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Subject:おたく第一集読みました。From:迷人あきら@修行中 a_1965_s@hotmail.com Date:2001/11/02 12:45
No:313

庵主殿、やっと、おたく第一集読み終わりました。私が、PC購入した時期くらいに始まっていましたね。もっと、早く知っていれば初期のころから参加していたのに...
 
 >詳しくはオタク第一集をご参照下さい。(読みにくいですケ ド)
 確かに読みにくかったんでプリントアウトして読みました。

袖鈎ですけど私は4〜7号の細地袖(細袖)を主に使用しています。軸が細いので多少吸い込みやすくなっています。ハリス、ナイロン1号―細地袖7号で31.8cmのキスもゲットしました。(昔の話ですケド)ばれにくいということで根周りでも結構使用しますが、根掛りしやすいんですね。形を考えてみればそうでした。キツネ系の鈎は根掛りしにくいってあまり意識になかったです。今度、カワハギとキスのダブル本命のときに試してみます。

例のPEハリスの先鈎ですけど、2回ほど釣行に使用しましたがとりあえず問題なく使用できました。待ち釣りでもほとんど先鈎に掛かってきました。しかし、まだまだデータ不足です。 釣れない釣り場でのテストですので..そのときメインに使用した仕掛けは下記の記します。

待ち釣りの時
 モトス ナイロン2号蛍光ピンク錘から鈎まで約150センチ
 ハリス ドイツナイロン0.8号(3p)、先鈎PE(5p)
 ハリ   細袖5号、先鈎ジャストキス5号の6点鈎
 ハリ間隔 先鈎から2番目まで30センチあとは45センチ間隔

サビキ釣りの時
 モトス トヨフロンハード1.5号錘から鈎まで約150センチ
 ハリス アクアキング0.8号(3p)、先鈎PE(5p)
 ハリ  トーナメントキス5号、先鈎ジャストキス5号、8点鈎
 鈎間隔は上記と同じです。
 
釣れる釣り場でイロイロ試したいんですけど、(ネムリ鈎とか)時間と天候が....雨男はつらいです。(T_T) ではまた。
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Subject:どうも・・・From:pingisu <moribjc@imart.or.jp>Date:2001/11/02 20:54
No:314

迷人あきらさん、今晩は。おたく第一集を解読いただいてありがとうございます。今思うと補足の余地がだいぶあります。本当は1集と2集をダイジェスト版にしてアップしたいのですが膨大な時間が掛かりそうで躊躇してます。気長にお待ち下さい。

31.8センチのキスはスゴイ!!です。うらやましゅうございます。

細地袖は結構掛かりが良さそうな鈎ですね。軽くて細くて、都系よりも懐が広くて、カカリが高くてはずれ難い・・でも懐がひろくて鈎先が素直になって
いるので当然根掛かりは多くなりますね。狐系の鈎は鈎先が外を向いてないので根掛かりは少なくなります。先がちょこんと内へ向いていますけど
あそこが、キスの口中のひっかかりに掛かってかつ内側を向いているので、グイ!と食い込むのだと感じてます。しかし悲しいかな?刺さりが浅いので(鈎先の長さが足りない)バレ易いともいえるのでは?と思います。

挑戦的な仕掛のご披露ありがとうございます。なかなか攻撃的なデザインですね。置きザオのモトスピンクも個性的です。私も段差の主流はパッションピーチです。(トップフリッカー:フロートライン:Duel)ハリス構成は結構柔らかめですね。先鈎がジャストキスとありますが、置きザオではバレませんか?対してサビキは硬めかな?こちらも先鈎はジャストキスですね。太めになってしまうPEのハリスの食い込みをジャストキスの掛かりの良さでカバーしようという発想でしょうか?

数釣りは季節的にも苦しいですがまた結果をお教え下さい。

なお、ネムリ鈎は私がこの前つかったネムリセイゴの6号位がキスの投げには限界の鈎形であり大きさでもあります。それ以外だとエサが刺せません(^_^; あの鈎先の急カーブでエサがちぎれます。

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Subject:波口の釣りについて From:迷人あきら@修行中 <a_1965_s@hotmail.com>Date:2001/11/14 11:10
No:315

庵主殿、どもです。 11/11にクラブの例会が大磯で行なわれました。 その日のポイントは、ヒネは波の中、ピンは4色から手前にまばらで、秋の大磯にしては、いま1でした。私の釣果は18.19センチ各1尾ピン大4尾、計6尾でした。

仕掛け 先鈎ジャストキス5号ハリスPE次の鈎まで30cm
     ジャストキス8号*4 ハリスアクアキング1号3cm
     モトス フロロ1.5号 45cm間隔
     錘から150cmで最初の鈎
 エサ  岩イソメ

私が釣れたキスはすべて波口でした。そのうちピン大2尾は8号鈎にスレで掛かってきました。審査方法が、3尾の重量プラス1尾追加するごとに10g
ということなので、久々8号という私にしては大鈎を使用。ジャストキスの鋭さでスレでピンもゲットできました。潮が下げているうちは仕掛け絡みもなく前半優勝も意識するが、潮が上げ始めたら仕掛けがらみが増えし、アタリがなくなるし..仕掛けのバリエーションのなさが敗因ではないかと..段差仕掛け製作しておけばよかったかと思いました。 波口の待ち釣りに有効かと思うんですけど、庵主殿、どう思われますか??あと、当日の浜の様子は荒れたあとでかなりフラットな状態でかけ上がりが浅く波の先にあるかけ上がりに錘が留まりにくい状態でした。

 タックルは
 ロッド がま投げエクサプロ27号改405
     ローガイド仕様9点ガイド
 リール D社サーフX35A 道糸PE1.5号 力糸PE
 天 秤 名古屋天秤改 自作天秤
  錘  25〜23号海草シンカー

例会後、同じ場所で鈎を袖5号でモトス、ハリスともにナイロン(例会で仕掛け使い果たしたため)にて釣行しましたが、仕掛けは絡むはアタリはあるけど乗らないはで、2時間半で5尾でした。波口の釣りの難しさを実感した一日でした。

それにしても、ジャストキスっていい鈎です。とにかく掛かりがいい、バレは??今のところ無いですけどんな時にバレるんですかね、それにハリスは絡まなければ柔らか、しなやかが食い込みがいいってPEハリスで実感しています。
 
 ps.おたく第2集解読中です。プリントアウトに1時間かかりました。(^_^;ではまた。

  
.Subject:あきらさん!波中苦戦?From:湘南のジュン@あきらさんニアミスDate:2001/11/14 16:48
No:316

庵主様、みなさん、まいど〜です。迷い人あきらさん、まいど〜です。まだ修行中なんですね(笑)では、ここで見かけたのもなにかの縁?庵主様、ローカル釣り場の話しでスイマセンが大磯の話しで恐縮ですが・・・あきらさん、まず波口の仕掛けで、45cm間隔は長すぎません〜?波口の肝心のキスの溜まり場にハリ何本入ってると考えてますか?今の大磯は非常にキスの溜まってるポイント狭い(幅的にね)です。だから一気に数本狭い幅のポイントに仕掛け入れないと連もないし、美味しい場所通過・・・ってことになりません?で、私は間隔魚のサイズにもよりますが、18〜25cmで6〜8本付けてます。モトスは2号、ハリスはフロロでもナイロンでも08です。ハリスは2〜3cmをやっぱさかなのサイズに合わせてます。ハリは2〜4号をサイズによって使い分けてます。あとは〜色々試して見てね!

>錘から150cmで最初の鈎
これじゃ〜完全にオモリっが見えてから仕掛けポイント通過してますよ〜もっと短くていいんじゃないですか?30〜50cmでやってますよ!

>かけ上がりが浅く波の先にあるかけ上がりに錘が留まりにくい
オモリ軽すぎだと思うんですが?波中止めるなら27〜30使ってますよ。
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Subject:まぁまぁ・・From:pingisu <moribjc@imart.or.jp>Date:2001/11/15 14:54
No:317

迷い人あきらさん、ジュンさんこん**は。庵主がネタ探しに放浪してましたので、留守中のカキコ大変嬉しゅう思います。波口の釣りって難しいですよね。海岸にもよりますけど波に仕掛がもまれるケースが多いし、潮流が左右に激しく動いていたり、伏兵のフグちゃんが待ちかまえていたり・・でも波口にはキスちゃんも結構多いですよね。小型が多い(20センチ以下)ので波口を狙わないですめばそれにこしたことございませんです。波口を狙わざるを得ないとなれば・・結構テクがいるのではないでしょうか?そのような状況下で良い闘いをされた迷い人さんのテクはかなりのものと思えます。エダス間隔が長いとのご指摘もございましたが潮の流れ次第だと思います。横に流れれば長くてもOKですよね。逆に横に流れないような状況下で、かつキスの棲息帯が狭ければキスの連は厳しいと思います。フグちゃんがいたかどうかは存じませんが、もしいたとすれば、早いサビキが回避に有効であり、そうなればエダスの間隔が長い方が有利ではないでしょうか?横投げって方法もありますしね♪

スレ掛かりの件ですが、スレならあのジャストキスでもばれませんでしょう(^O^)。鮎のかけ鈎を見ればわかりますが完全にスレの鈎形でも皮膚に掛かればそう簡単にはバレません。実はスレ鈎を試してみたくてへら用の鈎で段差を作り試釣してみましたが、バレバレでした。口に掛かる場合はバレ易いのですね。スレ掛かりの理由としてハリスがPEだったことがあげられませんか?色は何でしょうか?蛍光ハリスや私の段差の分岐部にケミホタルを付けた場合はスレ掛かりが多いです。

ジャストキスの評価ですが、・・・・・ですね。いろんな方のアップを見ますと良いという方とバレると言う方が半々ではないでしょうか?難しい鈎という印象です。(僕は段差で使ったのみ)エサは岩??イシ(ジャリメ)ではダメでしたか?

段差ですが、私の場合は先鈎2本のみですので、完全に置きザオ前提です。最先端?の仕掛では先鈎のみ段差にしてエダスを沢山つける方法もあるようですね。先鈎に先に掛けたが為の工夫のようです。私の場合は置きザオ志向ですので、長軸の競技用キスヒネリ9号を主体に用います。この場合早いサビキでは魚の乗りが悪いので、波口でじっとこらえるような釣りではよいかも知れませんが、その場合でもフグに狙われやすいですね。競技用キスヒネリ9号の場合はフグにハリスを切られることも少ないですけどね。やはりサビキではノーマル仕掛に一日の長があると思います。

辛口ジュンさん、毎度です。エダス間隔は難しい問題ですね。無難なのは30センチくらいかな?と思いますが、もちろんオールマイテーではありません。ジュンさんのようにTPOにあわせて攻撃的に仕掛を変えたほうが釣れる確率は高いと思います。エダスーシンカーの間隔は参考になります。絡み防止の利点もあります。やっぱり現場でちょん切ったり、繋いだりしているのでしょうね(^O^)

シンカーの重さは一概には言えないと思います。渥美でこっぴどくやられた昨年の10月(リブキス)。シンカーが流されるような状況だったと思いますが(とくに波口)23〜27号とアノ手この手を労してもどうしても釣れませんでした。両隣はジェットの20号くらい名古屋天秤に小型のシンカー、はたまた海草固定の25号などなど、バカスカ釣られてました(-"-

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Subject:あ、地域限定です。From:湘南のジュン@端麗辛口 Date:2001/11/16 10:51
No:318

庵主殿、みなさん、まいど〜。庵主殿なにやらうちわネタでスンマソンm(__)m 前回のカキコは、大磯海岸に限ってって考えてくださいませ〜
大磯とか、西湘の海岸の波口ってちょうど波口が凹状になってるんですよ〜で、ここに溜まる秋のピンを主体に拾う釣り方として書いたんですね!エダスのピッチに関しては、フラットな波口で、潮でも横に流れてれば長くてもいいでしょうがね。凹の幅狭いし、揉まれに強くって考えると長い仕掛けにはなんのメリットもないんですよ〜シンカーの重さも西湘の波口の凹の中に置きたいんで重めなんですよ〜でも、地域差ってよりか、海岸の特徴、魚の濃さ、ポイントによってここでは絶対がまったく通じないとかってあってキスは面白いですよね!色々な釣り場のTPOに合わせることが一番大事なんでしょうね。でも、すぐに応用が利く人ってどこで釣っても上手いんだ〜ね〜キス&スキー様・・・(^^;

ところで、最近私も根回りなんかの置き釣り用に、段差作ってるんですが・・・ハリスの長さとか?詳しいアドバイスお願いできます??あれ、なんか効きそうですよね(^^)
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Subject:長すぎますかね?? From:迷人あきら@修行中 a_1965_s@hotmail.com Date:2001/11/16 10:56
No:319

庵主殿、ジュンさんどもです。仕掛け長すぎましたかね。イメージとしては、

1、ヒネサイズを釣る。
2、岩イソでも絡まない仕掛け。
3、大きなアタリでもバレないように長めのモトス。
               だったんですけど。

 >でも波口にはキスちゃんも結構
 >多いですよね。小型が多い(20センチ以下)
当日は投げてもピンしか掛からず波口が一番のポイントでした。ピンを避けるため大鈎、大エサで挑んだんですが..釣れたピンも隣でジャリメ(石ゴカイ)で釣れていた人より、少しだけ大きかったみたいです。で、釣れたキスは下3つの鈎に掛かってきました。(5点鈎)スレのピンは4番目のナイロンハリスに、錘は25号までしか持っていなかったので、竿からすると27号がほしかったですね。

 >スレ掛かりの理由としてハリスがPEだった
 >ことがあげられませんか?色は何でしょうか?

 PEハリスはピンクでした。先鈎がおとりになったのかなとも思いますが...反省として、

 1、モトスが細い
 2、錘が軽い
 3、モトスが長い
 4、鈎数が多い(2点か3点鈎)

 こんなところですかね。
 
庵主殿、ローカルな釣り場の話題ですみませんでした。 何で、名古屋で湘南の釣り場の話なんか... 非難の声が聞こえてきそうですね。(^_^;ではまた。
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Subject:地域限定・・いいじゃないスか(^o^)From:pingisu <moribjc@imart.or.jp>Date:2001/11/16 14:52
No:320

地域限定で思い出しました。あのカールって名古屋では手羽先味なんスよ・・なんのこっちゃ!?このサイトは全世界に向けて発信しています。(^O^)
地球上ならいや地球連邦なら(。_・☆\ ベキバキ どこの地域の話しでもOKですよ〜英語でもスワヒリ語でも結構(だだし通訳はしません)湘南の御大二人にお教えするにはひゃくまんこうねん速いです(>_<)。釣り会でもうねり、濁り、ゴミなどが揃ってないと上位入賞のチャンスはまったくないヘボです。

ジュンさん、大磯の海岸って砂利浜ですか?その状況は三重県の南部の海岸に良く似てます。K&S様は、本当に何処でも何時でも対応できますよね。やっぱり引き出しが多いのでしょうね?

段差ですが、ご指摘の通り置きザオにはフィットします。エダスを付けないシンプルな先鈎2本でしたら絡みも少ないです。キス用にはモトス(素材は特に指定しません)3号1.5m 、ハリスフロロ1.5号鈎は競技用キスヒネリの9号って太すぎますかね?三重県ではこれでバッチシです。根回りはフグ系も多いし、どうしてもフロロなどの根ズレに強いハリスが必要だと思います。ただしねぇ・・モトスの長さは検証中です。もっと長い方が良いかな?とも思ってます。チヌなんかですとモトスはナイロンなら6号以上、フロロで5〜6号長さ3m ハリスはフロロの3〜5号 鈎はビックサーフ13号あるいは最近はまっているムツ14号でしょうか?遊びがないとフッキングしにくいので長さはこの位は必要です。段差は面白いですよ。デコレーション付けると釣りが広がります。この前も笹濁りの中、ケミホタルを付けたらボチボチでした。

迷人あきらさん、毎度です。岩虫って湘南で使うような鈎につけれます?素朴な疑問ですけど。スレは先鈎じゃなかったのですね。たまたまなのかなぁ・・先の鈎3つにキスが連なら・・連だった? 狙いは良かったのでは?波口の釣りで感じたのは、大当たりがあってもフッキングしないケースが結構あることです。和歌山県の那智の浜は大鱚で有名ですが、秋口にはほんの数mの所でキスが来ます。振り子置きザオで違和感無くしても乗りが悪いのです。ロッドを柔くしてシンカーも軽くして仕掛を長くするか?あるいはシンカーをドンと重くして行くか?皆さんはどう思われますか?

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Subject:フグ対策考:吹き流し編 From:pingisu@home Date:2001/11/23 15:39
No:321

実戦での検証が困難な時期になりました。盛期まで仕掛けの良否の判定は難しいかな?と思います。でもボチボチいろんな話題をアップしていこうと思います。先々週のクラブ例会でのこと。暗いうちはゴンズイと流れ藻、明けてはフグの猛攻でした。肝心のキスは遠方に散在している感じで、非常に難しい釣を強いられました。置き竿でじっくり粘るのが筋でしょうが、それではフグにやられてしまいます。今回に主用したのはモトス、Duelサスペンドライン8Lbs3mハリス、ホンテロン蛍光黄緑1.2号5センチ針、がま投げキス6号エダス間隔30センチです。針数は3ヶ・・(^^ゞ もちろん針数の多い仕掛けを用意してありましたが細かい流れ藻が散見されたし、キスも薄いしとりあえず3本でいこうというつもりです。最初はリールサビキで、一回転3秒くらいのスローペースです。しかし、フグにいじめられます。サビいているのでハリスまでは囓られません。忘れた頃にキスがヒットしますが、先針でなくシンカーから数えて1番目か、2番目の針です。キスの密度は低いながら活性はまずまずと判断して速度を次第に上げます。セオリー通り先針に掛かります。5秒で4回転くらいでもフグが掛かりますので、1秒一回転の未体験ゾーンへ!11月も中旬なので、高速サビキはちょっと心配でしたがそれでもキスが食ってきます。この速度では、さすがにフグはきませんでした。速度をゆるめあるいは多点にして消耗戦を行うのも一法でしょうが
小点の場合ではサビキ速度を重視した方がよいかな?との感想です。なお、私の持論ですが、サビキ速度が速いと長軸型ではフッキングが悪いとの判断で、狐型を用いてます。ハリスの色もよく議論されますが、フグが多い時には何色でもダメとの意識を持ってます
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Subject:仕掛けは長かった??From:迷人あきら@修行中 <a_1965_s@hotmail.com>Date:2001/11/28 11:19
No:322

ども、庵主殿遅くなりました。11/25に鱚酔会という集まりが二宮町梅沢海岸で行なわれました。その会での優勝者、北陸鱚酔会、がまのテスター宮本さんが優勝されました。その時のタックルが、ロッド がまかつ スーパーキャスティング33号リール シマノ チタンオモリ 33号(34号だったかも)白色ラバーつきオリジナル天秤(固定) 仕掛け オモリから最初の鈎まで2.5メートル全長約4メートル鈎は、キスSP6号50本巻きをカットして使用。天秤からすなづり15cmモトスはホンテンロン2.5号釣り方は、波のむこうの最初の掛け上がりを潮上から仕掛けを流すように待ち釣りでした。以上、酒の席でのお話でしたので聞くほうが酔っ払っていたので正確さが掛けていると思いますが..ちなみに尾数は12匹の渋い釣りでした。私の釣果は聞かないで下さいね。段差仕掛け初チャレンジもベラやカワハギ本命以外の五目釣りとなってしまいました。(T_T)でも、段差2点鈎にベラ2匹が掛かってきた時はチョッとだけうれしかったですが....

 >岩虫って湘南で使うような鈎につけれます?
なるべく細いものを頼んで購入しています。どうしても太い場合はナイフやハサミで使う鈎の大きさに合わせて、縦割り2分割、4分割、輪切りにして使用しています。でも、最近の岩虫は、輸入物でもやわらかくて、うまくつけないと、遠投できないですね。割らないで細いものをそのまま使用したほうが、
エサ持ちはいいです。

 >先の鈎3つにキスが連なら・・連だった?
先鈎にはキスかフグがついてきました。その上と3つ目にキスという具合でした。ということで、先鈎にPEハリスは食い込みとフグにはいいということが分かりました。

 >秋口にはほんの数mの所でキスが来ます。
 >振り子置きザオで違和感無くしても乗りが悪いのです。
 >ロッドを柔くしてシンカーも軽くして仕掛を長くするか?
 >あるいはシンカーをドンと重くして行くか?

ロッドを柔らかくシンカーをドンと重く仕掛けは長くエサは鈎の大きさに合わせ太くなく細くなく...リールはドラグ付きでズルズル。アタリがあったら道糸を送り込む。とにかく、吸い込みやすくバレにくいという考えなんですけど、私の考えはこんなところです。

フグ対策
庵主殿が行なったように高速のサビキを行なって、活性の高いキスだけを拾っていくやり方が、仕掛けの消耗も少なく懸命なやり方ですね。あと、フグは好奇心旺盛で、オモリの着水音に寄ってくるので、着水したら速やかにその場から仕掛を半色から1色移動するというてもありますけど、ポイントが限られている時は使えませんね。最後に、私、キス釣りの釣り方の中で、待ち釣りというのが苦手で竿持っているとついつい、リールを巻いてしまうんで、置き竿にするんですけど、いまいちなんですよね。待ち釣りについて、何かいいアイディァがありましたらお願いします。

PS.変わったキス鈎を手に入れました。
株崎のひとみのハイカーボン製ヒネリキス針。競技用キスをベースにヒネリを加えて掛かりは抜群!その針先にネムリを加工、バレが防げる実績の針なのです。この針なら向こう合わせで楽釣よ!と、書いてありました。金6号30本入360円で購入しました。さて、さて、どんなもんでしょうか。

ではまた。
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Subject:面白い話題てんこ盛り From:pingisu@home Date:2001/11/29 00:20
No:323

迷人あきらさん、毎度です。鱚酔会というネーミング素敵ですね。鱚友会もそうです。宮本さんの仕掛けアップありがとうございます。貴重な情報ですね。スナズリ15センチってもの最新式ですね。モトスホンテロンは意外でしたケド。2.5号なら細くありませんし。ハリス(っていうかモトスも兼用)はがまかつさんのアレですね。名古屋ではあまり見かけませんので、太さが不明ですが1.2号くらいでしょうか?もっと細いかな?白色ラバーって石鯛用の根がかり対策用のヤツですね。二宮海岸はシモリが多いのでしょうか?全長が長いとのことですが湘南なら一般的と思いますがどうなんでしょう?
流し釣ですからある程度長い方が仕掛けが安定すると思います。段差仕掛けで鱚が釣れなくて残念でした。中距離ヒッターの私なら8色はもちろん6色もやばいので波口やワンドに活路を見いだしますが・・食いが渋ければすぐにケミホタルをつけちゃいます。(^^ゞ先針のPEですが、食い込みが良ければ食い渋りの鱚に先針に乗せてその後次の針に乗せてウハウハなんて!考え甘いですかね?(^^ゞ またフグに良い(耐久性がある?)とのアップを別掲示板でも見つけました。波口対策もありがとうございます。うーん!!僕は軽いなら徹底的にライト・・つまり、軽いおもりで柔いロッドが良い(この場合は仕掛けはそんなに長い必要はないかも)と思うし、重めのロッドならシンカーも重め・・ただし仕掛けは長め・・なのかなぁ?と思ってます。置き竿考ですが、月並みの意見ですみませんがまずそのポイントを熟知していることが最大のアドバンテージだと思います。初めての場所なら地形を読んで山を張るくらいでしょうか?ある程度さびければ、駆け上がりなどアクセントのある場所でじっくり待つことくらいでしょうか?もちろん手返しは必要ですけど。

>  株崎のひとみのハイカーボン製ヒネリキス針
>   競技用キスをベースにヒネリを加えて掛かりは抜群!
>   その針先にネムリを加工、バレが防げる実績の針なのです。
>   この針なら向こう合わせで楽釣よ!

この針おもしろそうですね。とくにネムリに興味あります。いわゆる先曲げのレベルのネムリでしょうが、おもしろいアプローチだと思います。

PS:美崎のひとみで検索かけました・・アダルトサイトばかりでした。(。_・☆\ ベキバキ
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Subject:画像有り升From:Tom@越後Date:2001/11/29 20:21
No:324

庵主さま、お久しゅうございます。越後の縮緬問屋の若主人でございます(^^;そして、迷人あきらさん、こんなトコでお会いするとは奇遇でございます(^^;

>PS.変わったキス鈎を手に入れました。
ワシも実物持ってます・・・今年度中には試してみたいと思いつつもついつい釣果優先で・・恐くて使えずにおります(^^;これからの待ち釣りのシーズンに打って付けかなとも思うし、活性の低いキスちゃんはあのネムリは邪魔して掛って呉れそうもない気もするし・・・今だ仕掛けにもしておりません。で、庵主殿が見てみたいとの事ですので、お知らせです。ワシんとこのTOPから、忘年会画像を見ると、一番下におまけで入れておりますのでご参照を・・・尚、こちらでお使いの際はどうぞご自由にお使い下さい。では、では、ウィルスが万延しており嫌な渡世ですが、万全な対策をしてネットの世界を楽しみましょう(^^)
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Subject:感謝です!From:pingisu <moribjc@imart.or.jp>Date:2001/11/30 20:23
No:325

Tom@越後師匠、こちらでは、おひさです。でもいつもお世話になってます。困った時にウルトラマンの如く現れるのでびっくりです。メインの掲示版にもカキコしました。一部(というか殆ど)重複しますが競技用キスよりも太軸でやや短めですね。重そうなのが気に掛かりますが、ネムリというより先曲げと言った感じでしょうか?競技用キスの弱点である根掛かりは少なくなると思います。肝心の掛かりですが、どうなんでしょう?ネムリセイゴの6号での感触ではサビイテも掛かりました。本来なら口元にかかるハズのネムリがしっかり喉奥に掛かってたのにはとまどいましたケド。ネムリ系って本来は口元にかける為に設計されたものですから・・ムツなど呑み込まれたら鋭歯でハリスを切られないようにする工夫です。でもこの鈎のインプレ非常に気になりますね。

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Subject:目から鱗の数数・・・From:狐 <nonch-i@f2.dion.ne.jp>Date:2001/12/04 21:54
No:326

庵主様 おひさでございます。冬眠中の狐で御座います。あまり狐・狐の文字の多さに思わず出てきました。ウゥー こんなコーナーが有ったとは!!
ウゥー 目から鱗とはこの事・・・・PEのハリス・・・以前から気にはなっていたのが、やっと解りました。先針のテンションの話し。ウゥー しか出ません、私など噛錘しか思い付ませんでした。今使っている仕掛け  砂ずり・なし 上針まで 1.5m 1.5号  針の間隔28cm ハリスの長さ5.5cm 0.8号 すべてホンテロンの白。関西(西宮・甲子園)ではホンテロンの蛍光色はお目にかかりません。ずーっと前に試供品で貰った事が・・・キス健さんは蛍光の天井糸など・・・・長くキス釣りをしていますが、秋田狐オンリーですね。これから色色使う事にします。ふぐ対策は知恵袋でもあったように針のくくり目を少し残す様にしています。これで50%ぐらい、針は残る様に思って使っています。残りの50はスピードとあきらめ。キス釣りの税金と・・高名なお方の名前ばかりに少し驚き・・・此れからこのコーナーも注目しなくては・・・

Subject:テストしましたが...From:迷人あきら <a_1965_s@hotmail.com>Date:2001/12/05 18:13
No:327

ども、案主殿。例のハリ無謀にも例会でテストしました。

ハリ 6号*3
 段差仕掛け 先バリ 5cm.6cm
         枝バリ 3cm    
         ハリス フロロ 0.8号
         モトス フロロ 1.5号 全長230cm
         先バリから枝バリまで30cm

こんな仕掛けで挑みましたが、仕事が入っていたため、2時間ちょっとしか出来ず、しかも釣れない海ということで、あえなく撃沈となりました。(T_T)指でハリ先を触った感じは、刺さりがよさそうなんですけど、あの先曲がりってどうなんでしょうかね、釣れる海で試してみたいものです。

 >がまかつさんのアレですね。
 >名古屋ではあまり見かけませんので、太さが不明ですが
 >1.2号くらいでしょうか?もっと細いかな?
 
キスSP6号の場合、 モトスが1.5号でハリスが0.8号間隔が27cmです。

 >白色ラバーって石鯛用の根がかり対策用のヤツですね。
 >二宮海岸はシモリが多いのでしょうか?

そうではなくて、工具などの柄にすべり止めとしてぬる塗料タイプのゴムラバーなんですけど、塗って乾かし、3回重ね塗りだそうです。近所のホームセンターには置いてないみたいですね。東急ハンズで購入したって言ってましたけど。二ノ宮海岸は結構根が多くて、特に堤防より西側は知らない人が入るとえらい目にあいます。

 >初めての場所なら地形を読んで山を張るくらい
 >でしょうか?ある程度さびければ、駆け上がりなど
 >アクセントのある場所でじっくり待つことくらいでしょうか?

ありがとうございます。そういえば最近地形を読むということを忘れておりました。通いなれた場所でも日々変化していることですし、最初の1投目はじっくりとサビイてみることも大切ですね。

 +++TOMさんへ
ありがとうございます。画像しっかり見させていただきました。

ではまた。
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Subject:狐とネムリは好対照 From:pingisu@home Date:2001/12/05 23:42
No:328

狐さん、こんばんは。慶事弔事で大変そうですね。しばらく断釣とのことですが少しでも早いご復帰を期待します。狐針ですが、ものすごく興味があります。四国をはじめとする関西地域でなぜ狐系が汎用されるのか?なぜ高速サビキでも狐系は対応できるのか?これからの宿題です。狐で検索すると、なんと鮎の掛け針に到達しました。鮎の世界でも狐系は掛かりの良さで一定の地位を占めているようです。あの掛け針は餌がない点で、針本来の機能を検証するには良い材料です。

迷人あきらさん、こんばんは。お手数かけて申し訳ござません。美崎のひとみちゃんの針ですね。インプレ待っておりました。この時期ですから、結果がでなかったのは仕方ないことです。私の推測(持論?)ですが、ネムリ系の針はあくまで待ち釣りのための針です。長軸針もそういった針だと思いますが、ネムリ系(ネムリ、先曲げ・・美崎の針の実体は先曲げだと思いますが)の場合はそれがデフォルメされた形状だと思います。超ゆっくりサビキで十分に飲み込ませてから掛ける針だと思います。その特性から喉奥でなく口先に掛かるようなコンセプトです。狐系と極をなす針だと思います。
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Subject:狐さんの知恵袋引用です。m(_ _)mFrom:pingisu moribjc@imart.or.jp Date:2001/12/06 15:51
No:329

みなさん、こん**は。326の狐さんのアップですが、キス健師匠のBBSより引用させていただきます。参考にして下さい。

"熊さんの知恵袋&観天望気"(2001/11/03 16:05:52) 狐 さんwrote:
> キス健さん 皆さん まいどです
> キス健さん雨が降って冷えると、こたえて来てるのとちゃう?
> Tシャツ・トレーナーを肩だけのこして、ちょん切るのていかが?
> 鷹匠のプロテクター見たいなの。
>
> 吉田さーん!
> フグに ニャンニャンされるのって嫌ですよね。
> こんなの如何ですか!
> 熊さんの知恵袋  NO 3 であっているのかナ?
> 本結びでくくるとハリスではなく、余分な部分 くくり目より下の分 本来カットする分
> これを1cmぐらい残してカット。  ただこれだけ!!
> 0.8号 1号でもOK!!横にピンとだすだけ。
> 私はこれをもう2年以上使用していますが、ふぐの数が3分の1ぐらいに減りました。
> 針を取られる確立もぐっと減ったと思います。
> キスの割合は変わらないと思う。 下手糞なので私はそう思っています。
> 一度お験しアレ!!

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Subject:狐鈎1 From:pingisu moribjc@imart.or.jp Date:2001/12/07 15:53
No:330

狐鈎のことですがずっと考えてました。Tomさんの掲示板でのTomさんのご示唆です。

♪秋田狐の掛りの良さですか??その秘密は糸の出る方向と針先の方向が
♪イコールだからではないでしょう??・・・一寸と眠いので詳しくは
♪書きません、ご検討ください(^^;

鈎は吐き出される時あるいはそれと同じ動きをした時に掛かると思いますので、ちょっと違うかな?とも思いましたがこの方向という文言でひらめきました。垂直にそそり立った氷壁があるとします。下からひも付きの鈎を投げて壁に突き刺す場面を想定します。その場合
1.長軸の場合
2.短軸の場合
3.狐系のような腰折れの短軸の場合
・・・・以下 いろいろあると思いますね。

少なくとも言えることは、鈎先が壁に対して垂直に入るほうが食い込みが良いのではないでしょうか?その際長軸の場合は軸の部分が壁にあたるので壁に対して角度が得にくいのでは?短軸の場合は、角度が比較的に出るのでは?腰折れならもっと・・・安直すぎますか?

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Subject:参りました。From:pingisu moribjc@imart.or.jp Date:2001/12/13 20:27
No:331

いろんなサイトにて330番へのご意見をお伺いしておりますが330番のアップのそもそものはじまりは・・・高速サビキにおいては何故狐型が有利か?ということです。ご存じの如くサビキが速いと口先に掛かることが多くなります。もちろんあんまり速すぎは空振りですね。狐型の方が長軸型に
比べて速いサビキでもよく掛かるがそれは何故だろう?・・・なんです。その疑問への自分なりの意見をアップしたのですが、どうも、高速サビキに狐型が有利というのはうがちすぎであって、長軸型でもちゃんと掛かるとのご指摘をいただきました。うむむ・・参りました。

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Subject:キスの延縄? From:pingisu moribjc@imart.or.jp Date:2001/12/14 20:55
No:332

ちょっと余談ですみません。針のメーカーさんであるマルトさんのサイトで狐系の針についてお聞きしましたが、やはり難しい質問のようです。秋田狐ほど亜型がある針もめずらしいし、亜型があるのは人気がある証拠だと思うのですが・・最初に秋田狐を入手するきっかけは松本さんの必釣投げ釣り専科を読んでからです。当時名古屋には秋田狐があまり置いてなくなじみの釣具屋さんで箱単位で注文しました。5号、7号を1500本くらいでしょうか。当時は投げというとG社のキス専用くらいだったでしょうか?秋田狐を使い始めてその掛かりの良さにほれぼれしたことを覚えております。その後、その亜型である?スーパーキスに惚れ込みました。秋田狐よりバレが少ないような印象を持ったからです。段差を多様しはじめてから、競技用キスヒネリに乗り換えました。がっちり掛かりバレの経験もほとんど皆無です。でも置きザオでナイロンラインが多かったので、アタリを取っていた訳でもなく、波打ち際でポロリを目撃しなかっただけかもしれません。でも競技用ヒネリはすごく気に入ってます。なんか安心できるのですね。

おっと話しがあらぬ方向へ・・・そうなんです。ヘッダの話題がでてました。キスの延縄針(キス縄針,切込とう名)がかつては使われていたそうです。コンニャク針のようなネムリが入った針です。面白い針もあったのですね。キス網で獲るとキズものになるので、それを防ぐ為に延縄にしたのでしょうか?今回は雑談ということで・・

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Subject:針先について From:pingisu@home Date:2001/12/16 01:59
No:333

別掲示板にて針先についての話題が出てました。私も前回のおたく針特集では、フッキング性能は針先の鋭さと、ホールデイング性能が重要と閉めていたと思います。しかし、この仕掛け特集をはじめてから、それだけではないと感じてます。しかし、針先の問題は重要であることには違いありませんので、参考になる点を挙げて見ました。形状について一番多い直線型以外の形状を挙げてみました。それらの特徴および、その例として投げで使うあるいは使ってみたら面白い針を挙げてあります。

先曲げ:針先がやや内側に曲がっているもの
    例:ビックサーフ
    根がかりの軽減、針のサイズがあわないとすっぽ抜ける
先出し:針先がやや外側にでているもの
    例:秋田袖、キスイレグ
    フッキング重視、根がかりしやすい、摩耗しやすい
ネムリ:針先がかなり内側に曲がっているもの
    ムツ針、ネムリセイゴ
    飲み込まれ防止、

針先の研ぎ方(カットの仕方)

尖頭:日本の場合はほとんどの針がこれ。ちょうど鉛筆削りで削るように、鋼線を回転させながら先を円錐状に研磨する。針先以外は曲面となるので、針先が摩耗すると刺さりにくくなる。

カット:欧米の針はこれが多い。日本でも○○カットと銘打ったものはこれ。刃物のように面で食い込むので、針先の摩耗をカバーできる。

カットの方は、コストが掛かるようです。尖頭は一本の鋼線から二本しかできず、鋼線のロスが多いともお聞きしてます。
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Subject:狐系は長軸と短軸の中間?From:pingisu moribjc@imart.or.jp Date:2001/12/19 21:10
No:334

みなさん、今晩は。別サイトでいろいろと教えてもらってます。カワハギ釣り専門のサイトでのオーナー様のご意見では、長軸系とチヌなどの短軸系の中間的な性質を狐系は持っているのでは?とのご指摘です。カワハギ釣りの場合は、長軸系は呑み込ませて釣る鈎。短軸系は鈎先を口に含ませて(?)あわせて釣る鈎。ちょっと表現が違ったらご免なさいね。狐はその中間的な鈎では?とのご指摘です。なるほど!と思いました。ご興味のある方は当サイトの個人サイトからリンクさせていただいておりますカワハギが好きさんのBBSをご参照下さい。

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Subject:チヌ型が汎用されない訳 From:pingisu moribjc@imart.or.jp Date:2001/12/28 21:15
No:335

おひさのアップです。悩み多き世代です・・バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ! 短軸の代表として334番ではチヌ型の例をあげました。でも投げで短軸といえば狐型ですね。チヌ型の鈎形で繊細なものを作ったとしてもまず、やってみれば解ると思いますが、エサが刺しにくい。エサの刺し方って結構重大な要素と思ってます。それと、キスが吐き出す(あるいは吐き出すと同様の動作、すなわち反転など)の際に口の中に掛かるハズですが刺さり角度が得にくいと思うのです。これは軸の長さに対してカーブから鈎先までの長さが結構長いことに因ります。

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Subject:針の許容度 From:pingisu@home Date:2002/01/02 12:59
No:336

短軸でフトコロの大きな針の代表としてチヌ針類を挙げて見ました。投げで汎用されない理由も考えてみました(あくまで持論です)追加すると針先が外に出ている形ですので、根掛かりも多いと思います。投げ釣りがほかの釣りと大きく違うことに瞬時のあわせができないということがあります。PEでも信号が伝わるまでにタイムラグが結構あると思います。ですから、投げの針は向こうあわせ、それも吐き出す動作、もしくは吐き出すと同じ要素の動作(反転、高速のサビキ)などで掛かるような針が淘汰されてきていると考えます。チヌやグレの場合のあわせは結構大きいと思います。(チヌとグレの比較では意味合いも違うようですが・・)それに比べると投げにおける向こうあわせの力は小さいような気がします。そこで口中に針が突き刺さる角度が意味を持つのでは?と思います。置き竿の場合では、キスも餌を深く飲み込みやすいと思われますので、吐き出す動作で口中を移動する距離も長くなります。言い換えれば吐き出す動作で掛かる確率も高いと思われます。しかし、高速のサビキではよほど活性の高い場合は別として置き竿の場合よりも食い込みは浅いと推察されます。その場合では掛かり角度が得やすい狐の方が有利かな?と思います。それでは、狐型で針先を外に向けたらどうなるか?・・・掛かりは良くなると思いますが、ばれやすくなると思います。また、曲がりから針先までの距離をもっと延ばしたら?・・・
これもバレは少なくなると思いますが、今度は突き刺さり角度が得られなくなると思います。以上のような利点と欠点を天秤にかけていまの秋田狐のような独特の形状が生まれたのでは?と思います。いままでは試行錯誤によってあの形に帰着したと思いますが、テクノロジーの進歩により、もっと良い形が出てくる余地はあると思います。許容度をどの程度とるかは結構難しい問題です。
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Subject:食う方向 From:pingisu@home Date:2002/01/04 18:44
No:337

針軸の短・長を論じる際、キスの食う方向を以って長軸は不利だと言われることがあります。軸が長いと仮にキスが針軸と垂直な方向から食う場合
にその軸の長さが違和感を与えないか?という疑念です。果たしてそうなのでしょうか?キスをはじめ多くの魚類の就餌は鰓の動きと連動した吸引です。キスが餌を食う場合は最初に”咥える”のではなく、吸い込むのです。この場合横から”食った”場合でも、針にはハリスがついてますのでハリスを起点として針先の方向から口中へ吸い込まれると思います。ただし吸い込みに際しては、針の大きさ、重さ、ハリスの太さやしなやかさ、あるいはそれ以上につけてある餌の重さ・つけ方が影響するかもしれません。そういった観点から見ますと針軸の長・短はあまり影響ないのでは?と思います。
(ただし以上はあくまで吸い込む時のプロセスに与える影響を論じております)

Subject:続・食う方向 From:pingisu@home Date:2002/01/05 22:23
No:338

ここで、キスの活性が低い場合を想定してみます。あまりにもそれが低ければ無論のこと、いかなる方策を以ってしてもフッキングは無理でしょう。
問題となるのは条件がうまく合えばフッキングが可能のケースです。このような場合では、食う方向が微妙に影響するかもしれません。針の軸に対して横から食う場合の方がたとえ吸引によって針先方向から吸い込むことになろうとも抵抗が若干は大きいでしょうし、それがフッキングするかしないかの境目になるかもしれません。

Subject:ベクトルを揃える From:pingisu@home Date:2002/01/14 18:46
No:339

キスの食う方向について簡単ではありますが、考察を加えてみました。ではサビクとどうなるでしょう。超スローなサビキでは、置き竿の場合と同じようなことが言えるでしょう。ところが、速めのサビキの場合はキスのアタックの方向を針の軸に対して”縦”からに揃えてやる運動要素があるように思います。つまりベクトルを揃えるわけです。私は多くの場合では、針の軸の長短は吸い込みに影響がすくないと思ってますが、仮に影響があるケースでもサビクことによって補正が可能かもしれません。なお、”活性が低い=動きが鈍い”と考えるとスローなサビキでも相対的には速いサビキとなるのでは?と思います。
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Subject:別の方向性 From:pingisu moribjc@imart.or.jp Date:2002/01/30 20:36
No:340

長軸不利論に対して、別の方向から考えて見ました。もし、長軸鈎をうまく吸い込むような方向からのアタックがあった場合、長軸の方が吸い込みやすいと思われます。(話しでは流体力学的に安定しているらしい)状況さえあえばの話しですが・・。そうなれば長軸の鈎(競技用、湘南キスなど)は概して懐が大きいので、奥まで吸い込ませればガッチリかかると思います。他方、鈎の選択が小さ過ぎる場合は、”素直”に吐き出されてしまう危険性が
あります。長軸は置きザオや遅いサビキにフィットするというのは私の持論ですが、長軸選択の場合はやや大きめの鈎の選択が良いかな?と思います。


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Subject:ハリスの太さと軸の長さ From:pingisu@home pingisu@infoseek.jp Date:2002/02/02 23:12
No:341

以下は多分に憶測です。勝手な推測です。

長軸は素直に吸い込まれ、そして吐き出される。短軸は吸い込みは長軸と同じでしょうが吐き出されるときの針の動きがランダム。

フッキングは吐き出されるもしくはそれと同じような動作(サビキのアクションやキスの反転)をしたときになるはずです。

このときに、330番のような仮定が成立するならば短軸のよさを活かすには、ハリスは細い方がよい。長軸の場合でもハリスが細ければ、針の動きはランダムになるものの、フッキングの角度が得にくいし、小針ではバラシの危険があるので、やや大きめの針を使うこともあって、ハリスの太さはやや太くても構わないような気がします。
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Subject:幸田露伴でした。From:カワハギが好き Date:2002/02/03 22:31
No:342

ここでははじめまして。鉤の話です。雑誌「つ*人」に書かれていた鉤の話は、文豪・幸田露伴作の「鉤の談」です。内容は「投げ釣り」からかなりハズレて「文学・大衆文化史・釣りの歴史」になるのでしょうか。興味、ございますでしょうか!?ちなみに、作者、訳者には失礼ですが、私はパスです。(^^!)釣り文化のウンチクは、幼稚な私には難解すぎます。pingisuさんが気にされておられたようですので、ご報告まで。
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Subject:幸田露伴ですか!From:pingisu moribjc@imart.or.jp Date:2002/02/04 20:39
No:343

カワハギが好きさん、今晩は。ようこそいらっしゃいました。先日は沢山の貴重な資料をいただきありがとうございます。量が多すぎていささか消化不良気味です。σ(^-^;)ボチボチいかせてもらいます。幸田露伴の件、ありがとうございます。かの幸田露伴は大変な釣りキチだったようですね。オタク第一集でお世話になった”釣りキチの本:鈎特集”でも数ページを割いて幸田露伴の語りを紹介してました。また読んでみるとしますかσ(^-^;)

さて、段差仕掛の作成サボッテおります。スミマセン。今しばらくお待ち下さい。m(_ _)m


Subject:長軸・短軸の定義?From:pingisu pingisu@infoseek.jp Date:2002/03/11 20:42
No:344

一ヶ月以上のブランクでした。カワハギが好きさん、からお教えいただいた本(名人と船頭の船釣り・実釣:立風書房)の中の釣り針の研究(大山俊治氏著)に短軸と長軸の定義?が載ってました。それによると、鈎先までの距離に対して軸の長さが2:1より長ければ長軸、短ければ短軸だそうです。
この定義の根拠は定かではございませんが、これに従えば、投げで使う鈎の殆どが長軸となってしまいます。なかなか難しいですね。


Subject:Re[344]: 長軸・短軸の定義?From:pingisu pingisu@infoseek.jp Date:2002/03/12 21:05
No:345

この件につきまして、本日リンクさせていただきました。兵庫県釣り針協同組合様の掲示板で質問させていただきました。少なくとも、短軸・長軸の定義が2:1であったとの認識はされていないようです。針ごとにマイナーチェンジして軸を長くしたりすることはあるようですが、2:1という厳密な定義は??だそうです。この点に尽きまして、詳しい方は見えないでしょうか?

Subject:ハガネの話し・・引用です。From:pingisu pingisu@infoseek.jp Date:2002/03/28 21:13
No:346

以下は兵庫県釣り針協同組合様の掲示板に私が質問した回答です。よっしーさんありがとうございました。皆さんも同サイトにアクセスしていろんな質問をしましょう。アドレスはhttp://www.hyoturi.or.jp/fishhook.htmlです。


1.鋼のはなし  その1

 [鉄と鋼(ハガネ)]
純粋な鉄(Fe)は自然な状態では存在しません。製鉄所で作られる鉄は炭素(C)を多く含む鉄で銑鉄と呼ばれ、それを精錬し炭素量を0.03%〜1.7%にしたものを一般に炭素鋼と呼んでいます。

炭素鋼(ハガネ)には炭素だけでなく様々な元素が含まれています。

(鋼の5元素)
[炭素(C)カーボン] 炭素の含有量が多くなると硬くなりますが、反面もろくなります。約0.2%以下のものを軟鋼といい、それ以上のものを俗に硬鋼といいます。鋼には軟鋼材と硬鋼材があり。釣針の場合は硬鋼材のままだと、曲げ加工などが出来ないために「焼鈍(焼なまし)処理」などで柔らかくして使用します。

[珪素(Si)シリコン] 鋼の耐熱性、強さ硬さを増す元素。

[マンガン(Mn)] 鋼に強靭性を与える。

[燐(P)りん]と[硫黄(S)いおう]などは、鋼をもろくさせる性質がある。

(特殊鋼)
一般の鋼材に[ニッケル(Ni)]・[クロム(Cr)]・[バナジウム(V)]・[モリブデン(Mo)]・[マンガン(Mn)]などを加えると性質が変わります。これらを特殊鋼と呼びます。ステンレス鋼も特殊鋼の一種で、食器などの18−8ステンレスとは[Cr-18%・Ni-8%]が添加された鋼です。錆びにくいのが長所です。

2. 釣り針に使われる主な材料

軟鋼線材 炭素含有率0.22%以下の線材で古くから使用されてきました。他の用途では 釘や鉄条網、各種鉄板(車やトタン)など。
         
硬鋼線材 0.22%以上の炭素含有率でスプリング線材やピアノ線材、タイヤコード材(スチールタイヤ)などが多く使われています。業界では80カーボン(0.8%)、100カーボン(1%)などと呼んでいます。

ステンレス線材 一部商品(釣り小物製品)にも使われています。軟鋼線や硬鋼線、ステンレス線も成型後の熱処理(焼入れ・焼戻し)の仕方(温度)により希望(適度)の強度や、ねばりが得られます。

簡単に書きました   ヨシより   


Subject:346の続編です。From:pingisu <pingisu@infoseek.jp>Date:2002/03/28 21:26
No:347

2.鋼のはなし  その2

前回No.25のつづきです。では なぜ 釣針に高カーボンのハガネ材が 使われるようになったのでしょうか。40年位前までは 日本では ほとんどが低カーボンの 軟鋼線材でした。材料も比較的に安く、曲げ加工もし易かったし、素材も容易に手に入りました。ただし、一定の強度を得るためには、「浸炭焼入れ」という特殊な焼入れ技術が必要になります。壺(ツボ)の中へ 釣針と炭粉(炭素(C)の元)それに、引き粉(製材の時に出る木の粉)と一種の触媒を入れて、高温で加熱します。一般に鉄は750℃以上で組織が変化(変体)していきます。鉄素材に カーボン(C)が浸透していきます。これを「浸炭焼入れ」と言います。一定時間後に これを急冷すれば 焼入れが完了します。当時では 炭粉による煤塵や 火災の要因にもなっていました。顔や手、鼻の中までが 真っ黒になりましたからね・・・・ちょうど高度成長期にあった日本では「より品質の高い釣針の要求」もありいろいろな材料の選択が始まったと考えられます・・・・需要の拡大に対して線材メーカーも「新素材」の開発も始まってきました。では     ヨシ

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Subject:さらに続編です。よっしさん感謝です。From:pingisu <pingisu@infoseek.jp>Date:2002/03/28 21:27
No:348

3.鋼のはなし  その3   前回のつづきです。では 釣針の強度はどこで決まるのでしょうか・・・概ね「焼入れ」と「焼戻し」により 硬くも柔らかくも出来ます。あまり硬くすれば折れやすくなりますし、当然柔らかいと伸びてしまいます。単に強度と言っても、釣り人の考え方もマチマチです。同じ 釣針でも 対象魚や地域により異なってきます。国によっては まったく逆の希望もあります・・・各メーカーも ここで困惑するハメになります。今では 日本製の「つり針」は 全世界で流通していると思われます。ある国では ヤマメ針で チヌやスズキ系の魚を釣っているのです。細くて針先が尖っているからと・・・・ これには閉口しましたね。強度的には 最初から無理がありますから・・・・また ある国のように「釣堀用」の針は、あまり釣れすぎると嫌うのですよ。釣れた魚を買い取ってくれるシステムになっていました・・・・・これらは 東南アジアに多いですよ・・・・・台湾では 冷房完備の屋内釣堀も多くありまして、夜になれば家族連れなどで流行っていますよ。暑い国ですから夕涼みがてらに来るのでしょうね。屋内プールの渕にテーブルがあって、釣った魚やエビをその場でバーベキューにして食べます。北京では、公営?の屋内つり堀もあります。オリンピックでの水泳競技用プールを改造してまして・・ニジマス・鯉・草魚などを釣らせますが すべてその場での調理か持ち帰りが原則でした。 これにも困りましたね・・・・・

話が それてしまいましたね・・・・・・   では   ヨシ

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Subject:鈎先のなまる理由 From:pingisu <pingisu@infoseek.jp>Date:2002/04/03 21:02
No:349

連続ですが、兵庫県釣り針協同組合様のよっしー様からの返事です。鈎先がなまりやすい針とそうでない針があるのは何故?との私の問いに対するお答えです。

うーんすごく繊細なんですね!(◎-◎)

以下引用です。

No29針先の件で・・・
針の軸部と針先に同等の焼入れをするのは 原理的に無理があるようです。各メーカーは 努力をしていると思われますが・・焼入れ時における急冷するのに微少(0.数秒)の時間がかかります。この時に質量の少ないに針先の温度が低下してしまいます。 ヨシ


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Subject:さらに・・From:pingisu <pingisu@infoseek.jp>Date:2002/04/11 21:58
No:350

続けてよっしーさんからの補足です。

以下引用(兵庫県釣針協同組合様の掲示板より)

質量の小さいものは 加熱時間が早いですが、冷める時間も早くなります。
特に針先などの細い部分は、軸部より早く冷めることになります。
焼入れには焼入油(焼入水)に入る直前の温度が重要になります。

引用お終い

やはり繊細ですね。ここに各社のワザがある!

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Subject:Re[350]: さらに・・From:pingisu <pingisu@infoseek.jp>Date:2002/04/11 22:00
No:351

文中
直前の温度の直前がミソです。

> 続けてよっしーさんからの補足です。
> 以下引用(兵庫県釣針協同組合様の掲示板より)
> > 質量の小さいものは 加熱時間が早いですが、冷める時間も早くなります。
> 特に針先などの細い部分は、軸部より早く冷めることになります。
> 焼入れには焼入油(焼入水)に入る直前の温度が重要になります。
> > 引用お終い
> > やはり繊細ですね。ここに各社のワザがある!
>

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Subject:軸は細い方が有利?From:pingisu pingisu@infoseek.jp Date:2002/04/13 07:45
No:352

350番に関連して・・となると、軸が細めの方が相対的に鈎先の体積と軸部分の体積の差が少なくなり、焼き入れの際の温度差が縮まるような気がします。

Subject:鋼の熱処理・・難解 From:pingisu@home <pingisu@infoseek.jp>Date:2002/05/26 09:43
No:353

やっとかめです。久々のアップです。(・。・; 昨日時間があったのでネットサーフィンをしておりました。鋼の熱処理・・膨大なサイトがありました。とても難解ですね。焼きいれの問題ですが、やはりテクがとても必要なようですね。職人の力量が発揮される工程のようです。ただ鋼に添付される微量元素で結構調整ができるようです。投げ針の場合は、磨耗の問題のクリアがとても大きいですが各社とも温度管理・タイミング・素材で知恵を競いあっているのでしょうね。


Subject:話題違い&長文、失礼 m(_ _)m From:Hiro3 <hiro3post@aol.com>Date:2002/06/06 18:01
No:354

庵主様、ご無沙汰しております。もう、ご存知かと思いますが、帰ってきておりましてフグのように嫌われつつも、活動を開始し始めております(笑)。
最近は、Surfer&Caster問題でもご活躍のご様子、何よりです。

さて、最近の話題とはそれてしまいますが(忘れてしまわないうちに)鈎関係の話題が依然、続いておりますので、是非とも比較の観点に加えて頂きたいと思い投稿します。ご検討下さいませ。←柄にも無く妙に丁寧?(...とそんな大袈裟なものではないのですが、過去ログをちらーっと調べましたが、話題にはなっていないように思います)

ポイントは、エサ”づれ”です。最近、やっと気付いたことなんですが鈎によって、投げた後、海底で鈎とエサのずれ(エサが鈎からずり落ち)に差があるんではないでしょうか?と、肝心の鈎掛かりを比較する上で、前提条件が違ってしまうのではないかと思います。

<着眼の経緯>
実は、私、これまで秋田狐形の鈎は何故か好きになれず(食わず嫌いみたいなもんです)、ほとんど使用しておりませんでした。一番好きなのはプロサーフ、安さ重視で競技用ヒネリや湘南キスをメインに使っておりました←とにかくこの形状派。(競技には縁のない人間なので、掛かり易さなんて観点は全くなし。大昔から、がまかつとかついちは鈎、特に針先に関して良い印象をもっており、今でも何となく世に言う”ブランド”意識みたいなものはもっていますが。)

あちらに居る頃から、一度、トーナントキスとキススペを使ってみたいと思っており、帰国後は主にこの2種の鈎を使ってみました。って言うか・・・前者は秋田狐の代表として、後者は単に無限仕掛けを使ってみたかったから σ(^_^;)アセアセ...狐型を再度使ってみたいと思ったのは、ミーハーですが、尊敬するキス専門さんの後追い。

で、結果、トーナメントキス(秋田狐型の鈎)、気に入っちゃいました。なんか、長軸タイプのやつに比べるとエサ刺し難いし、見た目、パッとしないと
思っており、嫌いな形状だったはずなのに(笑)。確かに、実釣で掛かりがいい感じがしました(これは気分であって、明確なDATAがあるわけではありません)。そこで、鈎先を何かモノに当てつつ、ハリスをちょっとひっぱってみると、確かに力の伝達方向が内側に来ますね。確かにこれは、鈎形状に起因するもので良さげです。でも、冒頭で書いたように、おいらにはそんなことはさほど興味ありません。魚が釣れずに戻ってきた仕掛けに明らかに差があるんです。何となく好きだった長軸形の鈎は、エサがずり落ちてやる気をなくしている雰囲気(笑)です。でも、狐形の鈎からのずれはほとんどありません。中には、チモト側に余計に上がっているのでは(?)と思えるものまでありました。極端な話、エサがいっぱいずれている鈎と、ばっちりついている鈎で魚の鈎掛かりを比較したら、普通、ばっちりついている鈎の方が掛かりがいいように思いますよね?まぁ、長軸形のものでも、縫い刺ししたり、こき上げを多くしたり、いくらでも対策はあるでしょうし、また、チョン掛けでも釣れる時は釣れるわけですから、対した差ではないと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、おいらは「エサのずり落ち」の観点で気に入っちゃいました。
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Subject:長軸系 From:O Date:2002/06/06 23:21
No:356

皆さん、数を釣らなければならない競技には、狐系。万能型が、長軸系と思っているように思うのですがいかがでしょうか?私は、最近は長軸系の、オーナーキス競技用ヒネリばかり使っています。以前は、スーパーキスなどの、狐系ばかり使っていました。10センチ以下のピンギスも、1匹は1匹と思っていたのが、それなりに釣れるようになってくると、(束釣りを何度か経験するようになってくると)それなりの型で、キスを釣りたいと思うようになって来てどうも、小餌にはピンギス、狐系は、餌が沢山付かないような気がしてたっぷりと餌の付く長軸系を使うようになりました。それでも、昨年は、一番釣った時で、130匹ぐらい釣った事があります。それと、狐型の様な短軸の狐系から、キス競技用ヒネリを使うようになったもう一つの原因があります。私、秋から冬にかけてのサヨリ釣りも好きなのですがこのサヨリ釣りの時に、普段みんなが使う袖型の針ではなくて、キス競技用ヒネリや、湘南キスを使っています。サシアミをこんな長軸系の針に刺しても、サヨリがシッカリとくわえて、針がかりしてくれます。普通、サヨリ釣りにキス競技用ヒネリで、サヨリがあんな長い軸を全部喰わえ込んでくれるとは思われるでしょうか?でも、しっかりと針がかりしてくれます。それもあって、最近は、キス競技用ヒネリばかりです。でも、キス釣りで、アタリがあっても針がかりしない時ありますよね。ジャストキスは、とりあえず、その為の針という気もするのですが、もう少し軸が長いといいなと思うのは私だけでしょうか?
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Subject:取り急ぎ訂正します。From:pingisu <pingisu@infoseek.jp>Date:2002/06/07 16:08
No:358

Hiro3さん、大変失礼しました。問題の箇所、それが類推される355番と357番の両方とも管理者権限でカットします。
誠に申し訳ございませんでした。

Oさん、レスは後にさせていただきます。m(_ _)m

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Subject:えさズレですか From:KC鈴木 harusuzu@dosule.com Date:2002/06/07 23:48
No:359

KC鈴木(大昔は鈴木@川崎市)です。pingisuさん、すっかりご無沙汰しております。Hiro3どもです。^^)

実は私も餌ずれはとっても気になります。私の場合のずれ回避策も、pingisuさんが指摘されている通り、やはり針と餌のバランスになりますね!

・競技ヒネリの小針は、ずれない程度でかつ針先がちゃんと出るくらいの丁度いい太さの餌を軸いっぱいに垂らしなしで使う細めのジャリと同程度の極細の東京スナメを選んで使います

・ジャストキス、秋田袖の場合は、懐の底辺の長さに合わせて小さく餌をつけて、ずれ落ちた状態が丁度まっすぐな餌となるように割り切る(軸に餌がついていなくていい)一般的な細めの東京や岩イソメを使った場合には殆ど太さと長さが一緒のサイコロステーキを懐に引っ掛けている状  態です

最近の私の釣りは、大会でピンを真剣に釣るための小針中心ではありますが、大きな針のときでも(大きな長軸でも)懐にサイコロのひとくちスタイルだったりします。ですから、逆に大物狙いのジャリの一匹がけ!とか長めの垂らし!とかってやつが苦手で、その為かジャンボ級なんぞは釣った験し
がありましぇん...

以上、お粗末でした。^^;あ、ハリスに関係なかった。すみません。
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Subject:長軸形について From:pingisu@home pingisu@infoseek.jp Date:2002/06/08 16:18
No:360

Oさんアップありがとうございました。レスが遅れてすみません。

競技用キスヒネリは僕も好きです。僕の釣りは夜釣り・置き竿・段差、しかもサイズが9号というレアなスタイルなのですが、競技用キスヒネリは喉奥にがっちり掛かりバレが少ないという印象を持ってます。クラブの規定がキス5匹の重量を競うということも僕の釣りスタイルに影響してます。

しかしながら、このコーナーを開いて皆様の貴重なご意見を拝聴し、またウェブサイトからも勉強させていただくと近年好んで用いられる針形は秋田狐系(秋田狐、がま投げキス、トーナメントキス、スーパーキスなど)、最近ではそれに加えキススペシャルやジャストキスで、この傾向は特に数釣りの競技指向の方に顕著であると思ってます。軸の長さからみると短(中?)軸系がトレンドの様な気がしてます。私の独善的な考えではありますが、その理由として長軸系はキスのサイズがバラバラの場合、小針では大型キスが来た場合に不安が残ること、またサビキ速度がゆっくり、あるいは流し釣りのようなスタイルに向いている・・対して短軸系は様々なサイズのキスに対応できること、サビキ速度も選ばない・・つまり短軸の方が実戦の様々なシーンに応用力があるのではないか?それが限られた時間で競う競技指向の方に好まれる一因ではないか?と思ってます。欠点として仕掛のテンションの維持や波口での取り込みにテクニックを要するという難しさがあると思います。

長軸系ですが、吸い込み易い反面吐き出され易いという傾向があるようです。おちょぼ口の場合は吸い込易さは大きなメリットですし、おちょぼ口ゆえ吐き出される過程でひっかるチャンスが広がるのではないでしょうか?それがサヨリにも向いている一因かもしれませんね。ちょっと確認ですが、スーパーキスではサヨリ釣れませんか?カワハギなら結構釣れるものですから・・・

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Subject:エサづれの件 From:pingisu@home pingisu@infoseek.jp Date:2002/06/08 17:28
No:361

Hiro3さん、こんにちは。このたびは大変失礼をいたしました。_(_^_)_以後注意します。

エサづれのご提案のご趣旨が良くわかりました。確かに着眼点として含めるべきと考えます。掛かりに影響が出るのは容易に察せます。

狐系の軸の形状がエサづれ防止にはよろしいとのご指摘ありがとうございます。そこでちょっと質問があります。スーパーキスは軸にひねりが入ってますが、御使用の経験はございますか?もしおありでしたら、エサづれに対するインプレを賜るとうれしいです。

さて、ちょっと話がそれますが、狐系の場合ハリスを引っ張ると内側にベクトルが働くご指摘とても参考になります。( ..)φメモメモ

僕はそれに加えて、針の突き刺さり角度が出易い(角度がより大きくなる:相対的に垂直に近づく)のも一因だと考えてます。キスがフッキングするプロセスの一番最初はハリスを引っ張る動きではなく、針がキスの口腔内の何処かに引っかかる動きですね。吐き出すときあるいは、口中に含んだままキスが動いて結果として針が吐き出されると同じ動作となったときにフッキングの最初の過程はあるはずです。そのタイミングでは、ハリスを引っ張る動きはないはずで、ハリスを引っ張る動きはキスの口腔内に針が引っかかり、キスが針を通して仕掛⇒シンカー⇒ロッドの力を与え、その反作用としてはじめてハリスが針を引っ張る動きとなると考えます。(一瞬の動きではありますが)

突き刺さり角度に関する僕の意見はログの中330番をご参照(ご参笑?)下さい。正直言って自信がありません。ご意見を賜れば幸いです。(この掲示板の前の発言を前に進めてください。探題の中にはまだ収載してません)

針の色ですが、小サイトのコンテンツ”投げ釣り探題”の”水中での色の見え方”をご参照ください。色の効用をまったく否定はしませんが、色の差が影響するのはかなり限られた条件下であると考えます。(水深が十分浅く十分明るく十分透明度があるという条件です)以上はキスの側からの認識という観点から述べたものです。ただし、針の焼き方(温度が違う)によって色の違いを出すこともあり、その場合は針先の性状が微妙に違うのでは?という認識は持ってます。

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Subject:緻密ですね(^^) From:pingisu@home pingisu@infoseek.jp Date:2002/06/08 17:55
No:362

KC鈴木さん、やっとかめです。ガイドでは大変お世話になりました。また最近のご活躍はすごいですね。

エサづれ対策のアップありがとうございます。相変わらず緻密ですね。さすがです。東京スナメはチロリ(ギボシイソメ)ジャリはイシゴカイで良かったですね?以前エサの問題がちょっと問題になったことがあります。その時は、エサ(の大きさ)をいちいち(ノギスで)計測しているわけないし・・てなことでうやむやになってしまいました。KC鈴木さんならひょっとしてデータ持ってたりして・・(^^)

ちょっと教えてください。僕はアタリがあってキスが乗らなかったときのエサの有無・位置が気になってます。いままではキスが関与しない”づれ”は眼中にありませんでしたが、Hiro3さんのご指摘もありそれも含めて興味があります。印象でも結構ですので、ご教授いただけませんでしょうか?それと、キスが連で釣れた時でかつすべての針に乗っていないケースでの、キスがどういう位置で釣れてくるのかも興味があります。最初に先バリ(シンカーから一番遠い針)に掛けないと連で来難いという仮説があります。本当にそうなのか?意外とデータがございません。もしデータをお持ちでしたらあわせてお教え願えませんでしょうか?僕は今断釣中ですし、仮に全開で釣ったしても・・よう釣りへん(^^ゞ

ps:この特集は仕掛全般です。ぜんぜん的外れではございません。(^^)


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Subject:サヨリでスーパーキス From:O Date:2002/06/08 22:35
No:363

サヨリでスーパーキスとの事ですが、今日、釣り具店で、オーナーの針のカタログ見て来ました。狐型の針が付いた、出来合いの仕掛けがサヨリ用として出ていました。狐型も有効なようです。キス釣り時、狐型は、針いっぱいに餌を付けるにはいいかと思います。でも、本当に針の長さだけ砂イソメ1匹で、針3本ぐらい付けれるかなそうすると、きっちりと、針から餌がズレずにいます。でも、餌、小さいですよね盛期のキス釣り時、確かに、数釣るにはいい針でした。(以前は、狐型ばかり)でも、10センチにも満たないピン狙いはイヤなのです。せめて、16センチ。餌ずれしなくて、それなりに、餌が付いて、数が釣れて、という針があるならと思いこのテーマおもしろいかなと思い、書き込みいたしました
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Subject:どうでしょう?!From:KC鈴木Date:2002/06/10 22:58
No:364

遅くなりました。すみません。

アタリがあって乗らなかったとき...餌は何事もなかったような元通りの状態というのが多い気がします。私の餌が小さくチョン掛け系である事の影響かもしれませんが...

連もデータとっていませんが、私の場合あまり針の位置は関係ない気がしています。針間隔、サビキ速度、潮流、魚の活性、一匹かかった後の対処などもろもろの条件で変わってしまうと思うからです。下針についていない事も実際多いです。(だから連掛けが下手なのかしら..^^;)

といいましても私の場合、そもそも釣っているキスの母数が少なすぎて参考になりませんです。ハイ。^^; 子供ができてからすっかり釣行回数も時間も減り、今年なんて大会を中心に合計10回、一回あたり1〜5時間、釣ったキスも最大19cmでほとんどがピンの合計48匹...おーい、って感じです。
ということでお役に立てる情報がなくてすみません。
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Subject:あくまでも経験値の低い考えです From:Hiro3 Date:2002/06/11 13:25
No:365

庵主さん、皆さん、こんちは〜

KCさん、こちらでこんにちは。僕とはエサの付け方、まるっきり逆みたい(笑)。僕は海に奉仕の精神でたっぷりエサ付けタイプ←素人!じゃないとエサを消費しきれないし。

鈎掛かりのモードはいくつかあるんでしょうね。キスさんのエサを食べる様子を見ていると、一気に食って走る場合もあれば、2〜3度加えては吐き出し・・・を繰り返してから食す場合もありますよね。前者と後者では、どの時点でフッキングするか違うでしょうし、後者でも、フッキングのタイミングは色々でしょうね。

また、鈎掛かりを考慮する場合、力の掛かる方向(運動方向)とその対象物(鈎)の重心位置・姿勢を考慮する必要があるでしょうね。さらに、エサが付いた状況を考えると、エサの大きさやつく位置で(ずれてしまった場合も含めて)、この重心位置は変わってしまいますね。真面目に考えると、これだけでもいっぱい悩めます。

単純に考えると、掛かり易さという観点だけだと、ヤマメ鈎のように鈎先が軸から遠いやつが良さそうですよね。でも、それだとキス君が吸い込んでくれ難そうだから、秋田狐タイプになっているのかな。うーん、スーパー小さいヤマメ鈎をキス釣りに使ってみたいなぁ。

長軸も狐型も、チモト側の真っ直ぐした部分に平行に鈎が運動するなら(実際は、傾いて運動するんでしょうが)針先は、真っ直ぐした部分から狐型の方が離れていますよね?この場合、針先が張り出している分、"守備範囲"が広いですし、離れている分、テコの原理で力もかかりやすいですね。また、傾いた場合の針先の向きも良さげです。長軸タイプは、真っ直ぐな部位にいっぱいエサがつくほど、重心位置はこの軸上に近づくので、運動方向も軸に平行に近付き、針先が運動方向を向くように思います。逆にそうでないと・・・

鈎のヒネリについてですが、他の形状の方が大きな違いがあると思っていますので、僕は未だおまけ程度にしか考えていません。(やっと長軸タイプと狐の比較を始めたばかりですし...)でも、ヒネリがある方が"首尾範囲"は広がりそうですね。反面、鈎先以外の他の部位が占める面からずれるので、力のかかり具合は落ちるように思います。

それから、色についてはさっぱりわかりません。目立った方がいい場合と警戒されない方がいい場合がありそうですし。最近、タイなんかでは赤色が
鯛には見えなくていいなんてのも見聞きしますし、キスは赤が好きなんて人も居るし。でも、金のようにキラキラするものとその他との差はあると思っています。また、蓄光タイプの小玉君は大好きですし、ハゼ用のチモトに蓄光塗料が塗ってある鈎も大好き。同じように蛍光ハリスを使う時は、いつもよりいっぱい回したりして(結ぶ回数ネ)独りで喜んでいます。

Oさん、はじめまして〜ですよね??半角文字なので、「ゼロ」ではなくて「オー」さんかな? 私は安売りしていたハリス付き「狐型」サヨリ鈎、愛用しています。10本くらい入ったやつが30円処分。あるだけ買いました(笑)。
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Subject:毎度です。その1 From:pingisu pingisu@infoseek.jp Date:2002/06/11 15:42
No:366

Oさん、今日は。またまた亀で、すみません。m(_ _)mヘビーなアップが多いので、なかなかレスが書けませんです。でも大変嬉しいので、またご意見どんどんお書き下さい。カタログまでお調べいただきすみませんでした。スーパーキスが大型のカワハギに効果あるのでもしやと思い質問させていただきました。既製品でもあるというなら期待できるかもしれませんね。是非試釣してみて下さい。大型キスについてですが、確かに小針では??なことありますね。第一餌が付けられない。チロリ(ギボシイソメ:東京スナメ)のレギュラーサイズなら狐5号とかではシンドイでしょうね。その点競技用キスひねりは大丈夫ですね。また狐型の場合、高速で巻き上げたり、波が高い場合などはずれやすい印象を持ってますが、競技用キスひねりはガッチリ食い込むので安心です。僕の場合は9号を標準に使ってますが、これでもピンギスが掛かって困ることがあります。僕も競技でない限りはミニギスは釣りたくありません。競技用キスヒネリの餌ずれですが、軸をじぃぃっと見るとまっすぐでしかも長い、つまり直線距離が長いんですね。この点もズレの大きな要素ではないか?と思ってます。
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Subject:毎度です。その2 From:pingisu pingisu@infoseek.jp Date:2002/06/11 16:14
No:367
KC鈴木さん、今日は。

♪アタリがあって乗らなかったとき...餌は何事もなかった
♪ような元通りの状態というのが多い気がします。私の
♪餌が小さくチョン掛け系である事の影響かもしれませんが...

僕的には餌の”かすめ取り””いわゆるなめたように先端部がボロボロ””逆にハリスへ逆ヅレ”が多いと思います。今まではデータをメモした訳ではございませんので、これからは地道にデータ蓄積に励みます。僕はサビキが超スローか置きザオです。

連のデータもなかなかとれないかもしれません。爆!爆ではそんなことやっている殊勝な方もいないでしょうし、貧!貧!ならそもそも連で来ないですね〜(>_<)お時間が在る時、気の向いた時で結構です。一度インプレを下さい。特にキスがバーコード状になっている時が興味ありますね〜

下鈎(先鈎)の件ですが、関西・四国では特に下鈎を意識的に段差にして下鈎に掛けようという工夫があるようです。Webで調査した限りでは、関東や中京では下鈎段差は見かけないような気もします。流し釣りという釣り方もあるかもしれませんが、周りの方で下鈎に工夫されている方見えますでしょうか?

わかる範囲で結構ですので、悩めるpingisuをお救い下さい。m(_ _)m
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Subject:毎度です。その3(続きあり)From:pingisu <pingisu@infoseek.jp>Date:2002/06/12 15:53
No:368

Hiro3さん、今日は。pingisuです。餌消費仕切れない・・同感ですね。ここ10年来餌切れの至福は味わったことございません。少し買えば良いものを・・限りないものそれは欲望♪でして、在りし日の経験が脳裏をかすめてついついオーバーショッピング(←こんな表現あり?)です。

ハリ掛かりのモード、特にモゴモゴの時がくせ者ですね。どんなに鈎を小さく(と言っても僕の場合は精々秋田狐の5号ですが)しても、つり上げた途端に鱚が鈎からポロッ!って言うことがあります。あの状況ってどんなんだろう?といつも不思議に思います。食い気があって群れが濃ければよほど奇異なことさえしなければ、入れ食いモードでしょうし、逆に食い気が殆どなくて群れも薄い時は名人・巨匠でもお手上げの場合もあるでしょう。問題はその中間ですね。その中間の状態でいかに釣るかがこの特集のテーマなんです。

ヤマメ鈎ですが、ちょっと調べてみました。どうも細地の袖型と良く似ているようですね。釣りキチの本の鈎特集でがまかつさんとオーナーさんが自社の鈎の特徴を述べている項がありますが、その中で細地の袖型という表現がありました。細地の袖なら2号からあります。また袖型なら0.1号からあります。Hiro3さんのご要望にも叶う!と思います。

秋田狐ですが、本来は渓流釣りから来たらしいのですが、どうも出所不明なんです。解説も少ない。謎ですね〜。形は丸セイゴを細身にして縮小しているような格好です。僕は丸セイゴがルーツではないかと思ってます。

以下つづく・・


Subject:暇人のお相手どうもm(_ _)mFrom:Hiro3 Date:2002/06/12 18:04
No:369

庵主殿、お世話をおかけします。このコーナー占領状態でm(_ _)m。私の言いたいヤマメ鈎は細地袖ではないんです。アマゴ鈎やイワナ鈎と呼んだ方かもしれませんが、秋田狐タイプのもっと懐が深くて、針先の張り出し方が大きいやつです。で、キス釣りにおける段差仕掛けですが、よくわかりませんが、確かに関東では下鈎(先鈎)段差はそんなに見ないですね。でも、私もやったことがありますし(基本的に「好き」)、他の方でもやってらっしゃるのを見たことはあります。その方は、カレイ釣りがお好きな方でしたが。段差採用の気持ちは痛いほどわかるつもりですが、マクロに見れば、下鈎が段差かそうでないかというのは、そんなに差を感じません。敢えて言うなら、通常仕掛けの下鈎の次の鈎のハリスを長くしたものに相当する感じでしょうか。魚影の濃さ(薄さ?)や釣り場の差もあるのでしょうが、どちらかと言うと趣向がトラブルレスになっているように思うので仕掛けの絡み難さ重視で、そちらに向かわないのではないかなぁ〜。また、鈎がモトス(錘)の軌跡に近い方がいいなんて考えの方も居り、そのためにハリスを短くするって思考の方も居らっしゃいますよね。

かわりに、何となく思っているのは、関東、特に湘南地方のキャスターは錘から第1鈎までの距離が長いように思います。その本当の理由は知りませんし、私の考えとも違う理由に依るものと思いますが、「私自身は」(←全くアテにならん!)少し早めにサビキたい時にこの距離を長めにとるようにしています。真面目に釣りをする時(シーズンにも依りますが)、待つのはかったるいので、早くサビキたいんです。サビキ方が早いと下鈎に掛かる傾向が強くなりますよね。これは、キス君が錘が通過した噴煙(?)がしばらく落ち着いてから(時間的に遅れて)その地点に興味をもってやってくるからだと思っています。(反面、メゴチ君は錘を追っかけるように即座に噴煙に追随.早過ぎると追随不能.)この論法で行くと、高速サビキの人ほど、錘〜第1鈎(上鈎)の距離を長くした方がエサの付いている鈎を有効にキス君に見つけてもらえることになるからです。(キス君がやって来た時に、鈎が通過してしまっていては悲しい)

こういう観点「だけ」からだと、私は段差にする代わりに、この距離を長くしているとも言えるかもしれません。
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Subject:いえいえ・・σ(^-^;) From:pingisu <pingisu@infoseek.jp>Date:2002/06/12 20:36 
No:370

Hiro3さん今晩は。Hiro3さんに占領・寡占・拉致されてもNo problemですよ〜アマゴ鈎(イワナ鈎)ですが手元のカタログ見ましたが良く解りませんでした。別のカタログが拙サイトもリンクしておりますマルトさんのサイトにありましたので、ご紹介します。

http://www.fishhook.co.jp/pdf_hc/p_05.pdf

キスの先鈎段差仕掛についてアップありがとうございます。関西の方で先鈎段差を愛用されている方のアップを待ちたいところですが、僕的に見るその効用は一つには先鈎を段差にすることによる重量のアップ(仕掛の安定性:スタビライザー効果)もうひとつは餌のボリュームアップによるキスへのアピール、この二つだと思います。このうち、スタビライザー効果はHiro3さんの御発言と矛盾するようですが、いろいろと考え方があってどちらとも言えない側面があるようです。

モトスのうち天秤と第1エダス(天秤に近い方のエダスとします)までの距離は短いと荒れた時に絡みがすくないというアップがあったように記憶してます。長くするのは、確かにHiro3さんのご指摘のようにシンカーの煙幕に寄ってくるであろうキスが”遅刻”しないようにとの配慮もあるかもしれませんが、関東のcasterのサビキ速度は一般に遅いと考えます。関西・四国は速いですよね?うーんなかなか難問です。僕は関東流の流し釣りに即した形と考えます。吹き流しの場合長い方がゆっくりたなびきますね。キスは不規則な動きに対応するのが苦手なようで、(突進タイプ:Backは出来ない)その習性からもゆっくりたなびくのは(そういった海況の海では)有利と考えます。

またアップします。

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Subject:ヒネリについて(準備中)
From:pingisu <pingisu@infoseek.jp>
Date:2002/06/17 21:04
No:371
今晩は。Hiro3さんレスの続きが遅れていてすみません。
logをもう一度読み直しております。

ヒネリについてですが、Hiro3さんのご指摘のようにオマケ程度だと僕も思います。なぜなら、日本製の針のヒネリ(カネリ)はヒネリ角度が外国のそれに比べ極めて小さく、鈎のメーカーさんのフジックさんも、日本製の鈎の場合はそんなに影響ないとおしゃってます。

ヒネリ論争は本特集のはじめの方でかなり詳しくされてます。
現在ログを見やすくするように鋭意努力してます。読み直してまとめたものをまたアップします。しばしお待ちを・・

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Subject:金と銀・・From:pingisu pingisu@infoseek.jp Date:2002/06/18 21:28
No:372

今晩は。現在ログと格闘中です。このログなかなか優れものですね。自画自賛??何分にもデカイので少々時間が掛かります。ヒネリについてもアップが結構あります。最初から読み直して勉強中です。記憶ってホントにあやふやですね!(・・ )( 。。)

さて金と銀・・

Hiro3さんのアップにヒントを得て投げ釣り探題の”水中での色の見え方”に追加しました。

金と銀・・どっちが効果的でしょうか?




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Subject:ログの並び替え終了 From:pingisu pingisu@infoseek.jp Date:2002/06/20 21:15
No:373

今晩は。当テーマのログの昇順並び替えが終了しました。まだ読みにくいですが、 ボチボチなおします。読み直すと大変勉強になります。ヒネリですが、前半で集中して討論されてます。59番(ヒネリがテーマの最後の方)ではフジックさんから教えていただいた、ヒネリ角度 日本:5〜15度、外国20〜35度という差を元に日本の鈎におけるヒネリはそんなに影響が無いのでは?という一定の”結論”に達してます。それにしても35度のヒネリ角度は凄いですね。一説には漁師さんが船の上で鈎を扱いやすい様にヒネリを加えたとも言われてます。捻ってあると床の上からつまむのが簡単ですので。

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Subject:宝物?From:pingisu pingisu@infoseek.jp Date:2002/06/25 16:01
No:374

現在ログの整理中です。いろいろ勉強になりますね。文中・・餌づれの問題もありました。枕付き結びってのが効果的とのお答えもありました。また狐系+ホンテロンでは釣れ方がいまいちというご指摘もありました。この場合、やはり鈎とハリスの結節方法がひとつのポイントのような気がしてなりません。巻き数を少な目にして自由度をあげてやれば狐系でもホンテロンいけるのでは?と思ってます。


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Subject:金>銀? From:Hiro3 Date:2002/06/26 15:33
No:375

庵主さま、毎度です m(_ _)m

記録の類を読み返すのは、私も大好きです。ただ、そうしたいと思っても、そうするまでがエネルギが要りますよね。恐れ入ります。私も、こちらのログを読んでみたいと思いつつ、なかなか、じっくりと・・・というわけには行きません。ところで、また、話は戻って、「色」の件について一言、二言。議論済みの可能性大と思いつつ、念のため。「色」の定義はあくまでも人間様の勝手ですよね。たまたま、人間様が見える(感じる)範囲を可視光(域)と呼んでいるだけ。お魚さんはそうではないですよね?況して魚の種類によっても全然違うでしょうし。金魚さんやボラ(?)さんは人間様より色がよくわかる(?)という話を読んだことがありますがおそらく、キス君はそうではないように思います。ただ、おもいっきりの予想ですが、キス君が異常に得意にする(=感度の良い)色がある可能性は高いと思っています。基本は「食」だと思うので、自分が食べるエサや縄張り、もしくは天敵に関する色がそれかもしれません。また、まるっきり違って、紫外線に感度が良かったりするかもしれません!?また、「色」のみならず、最低限、「明るさ」も考慮する必要はあると思います。

金か銀かの議論についても、庵主殿の論法は、人間様にはそのまま当てはまるかもしれませんが、キス君にもそれがそのまま当てはまるかどうかはわからないと思うんです。金はある意味、フィルタの役目をしてくれていて、もしキスがその色周辺の感度が良ければ、色のコントラストとしては金>銀 となっても不思議じゃないはずです。

っと、屁理屈っぽいですが、敢えて捻くれ者の意見も。
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Subject:Re[375]: 金>銀? From:pingisu pingisu@infoseek.jp  Date:2002/06/26 20:30
No:376

Hiro3さん今晩は!

ログを読むと自分の記憶力の減退を思い知らされます。為になります。ホンマ!

色のとらえ方ですが、御説ごもっともです。ただキリヤ化学さんのスペクトル表をご覧いただければ解りますように、紫外線や赤外線領域のことも含んで書いたつもりです。論点は金を金色たらしめる光の存在ですね。それがないと金は銀や銅にもなれないと思います。光が存在しないと金は金としてアピールできないし、銀の場合は銀たらしめる光が幅広いし、その輻射効率も優れていると言いたかったのです。しかし、Hiro3さんご指摘のようにキスが興奮する色の存在は否定しませんし、当然あると思います。その一翼を金が担うとしても条件が限られると言いたかったのです。浅い・明るい・澄んでいるなどですね。

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Subject:フッキングあれこれ From:pingisu pingisu@infoseek.jp  Date:2002/06/28 14:41
No:377

どういうタイミングでフッキングするか?についてログの中に考へるヒントがありました。

1)喉の奥あるいは食道までエサを鈎ごと吸い込んだ場合・・・解剖した訳ではありませんが、おそらく口の中よりは空間は狭いと思われますので、比較的容易にフッキングするのでは無いでしょうか?この場合でも鈎が十分に小さい場合はすっぽ抜けるかも。

2)喉の入り口、口腔内までしかエサを鈎ごと吸い込んでいない場合(サビキが速い場合もそのように考えられます)で、しかし食い気があってサビキの動作あるいはキス自身の動作でエサを引っ張るようになっている場合はおそらく口を閉じていると考えられますので、その場合でも口腔内に引っ掛かる時とそうでない時に分かれますますが、いずれにしても口を閉じてくれればフッキングの確率はかなり増大するでしょう。

3)の場合で、食い気が無い場合はどうだろうか?少なくとも口は閉じないと思います。そうするとフッキングの確率は低下するのではないだろうか?

4)エサの端のみをくわえるような動作の場合はかなりフッキングはしんどいのではないだろうか?いわゆる冷やかし状態。

このように考えるとフッキングについてヒントがあるような気がします。

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Subject:喉の奥の場合 From:pingisu pingisu@infoseek.jp Date:2002/06/28 15:26
No:378

この場合は空間が狭いので、鈎はほぼまっすぐになるのでは?そうするとフトコロが深い競技用などが有利。逆にフトコロの狭い狐系などはフッキングが浅いのでは?

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Subject:377関係 From:カワハギが好き Date:2002/06/29 22:20
No:379

蛇カキコ、失礼します。流線袖は、他のキス鉤にくらべカワハギがかかりにくいです。キスだと飲まれて掛かる確立が多いです。飲ませ鉤なのでしょうか?!こんな鉤を使っていても、キスの活性が高い時以外は釣りにならないです。と実感しましたので、鉤を変えてみようと思います。私個人の理想の鉤のイメージとしては、唇に鉤先だけが刺さっているフッキングがベスト?!そのためには、アゴ(鉤先)の長さが短ければいい?!フトコロは、(投げ釣りやキスに限定してないので)広くしたい。軸は、太いハリスを使いたいので、軸太が有利?!これは、ビーズ玉などのアクセサリーと相談?!

主題に入り、鉤の種類によってフッキングの仕方が違う。フッキングの仕方が違うということは、魚の口の使い方が違う。ならば、TPOに応じて、鉤を使い分ける必要もあり?!と思いますが、投げキスでは、鉤を何種類、使い分けておられますでしょうか???
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Subject:キス鈎の種類・・私の場合 From:pingisu pingisu@infoseek.jp  Date:2002/07/01 20:22
No:380

カワハギが好きさん、今晩は。亀レスすみません。書き込みありがとうございます。

まず、僕の場合ですが、キス専用の鈎として常備しているのが、秋田狐系(秋田狐、トーナメントキス、がま投げキス、ちょっと毛色が違いますがスーパーキス)、キススペシャル、競技用キスヒネリですね。がまかつの鈎は入手し難いので、スーパーキスや競技用キスヒネリの頻度が多くなります。ご指摘の流線袖や流線、キス専用などの鈎は以前は主流でしたが最近は使うことはありません。経験的にさきほど主流に挙げた鈎よりも掛かりがかなり悪いような気がするからです。ネット上で見る限り、キス特に数釣りで流線型を好む方をほとんど拝見できません。フッキングですが、キスの場合は(奥まで)呑み込ませるのも一手です。(ハリスが切れる心配はまずありませんので)その為には長軸系や短軸でもフトコロの広い鈎(袖系)が向いてます。当然サビキ釣りの場合で、サビキ速度が速い場合は唇付近に掛かることが多くなります。この場合は狐系が有利だと思ってます。(フトコロが広く、かつ小さい鈎はエサ付けが難しくなります:キスの場合)秋田狐7号と湘南キスの7号を拡大した模型でいろいろ試しているところです。

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Subject:第一投目の鉤は... From:カワハギが好き Date:2002/07/02 00:11
No:381

愚問にお答え頂き有難うございます。第一投目の鉤の選定はどうされておられますでしょうか?季節や地域により鉤の種類や号数(大きさ)も異なるのでしょうか?それから、釣りをしている時に、たとえば、鉤の種類のローテーションなどにより鉤の変更を試みますでしょうか?

(引用開始)『「キス釣りといえども、外道ばっかり釣る人とキスばっかり釣る人がいるなぁ〜(笑)」「外道ばかり掛ける奴は、仕掛けも外道なんだよ。
下心があるから外道な仕掛けになるんだよ(笑)」「メゴチ、トラギス、...なんで、あんなに外道が掛かるのか...感心するは〜(大笑)」「じゃ〜、キスばっかり釣る人は...?」「仕掛けも正統派なんだろうな〜。」「ほぉ〜。」』
(会話の引用終わり)

というような冗談半分の会話を身内でしていたところ..確かに、船キスの天秤仕掛けでカワハギばっかり掛ける人とキスばっかり掛ける人がいるので、一考の価値ありと思い、鉤や仕掛けについて悩んでいるのです(笑)質問攻めのような感じもありますが、管理人様の、御機嫌、損ねたらゴメンナサイです。よろしければ御教授ください。
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Subject:変えます。From:pingisu  pingisu@infoseek.jp  Date:2002/07/02 07:46
No:382

カワハギが好きさん、おはようございます。連続投稿ありがとうございます。季節や地域により最初の仕掛の鈎を変えるかどうか?ですが、変えますね。クラブ釣行主体で、キス5匹の重量で競います。また夜釣りなんですね。ですから他魚も多いです。キス専門の場合なら昼間の引き釣りですので、この場合はキス一本です。夜釣り・大物兼用なビックサーフやカレイ鈎が多いですね。エサ盗りばかりなら、競技用キスヒネリ9号に変えて、それでもフッキングしない場合は号数を落としていきます。外道対策には引き釣りが一番と思います。サビキ速度を速くすればあまり外道は掛かりません。でもこの速度が結構難しいですね。

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Subject:口を閉じるということ From:pingisu@home  pingisu@infoseek.jp  Date:2002/07/02 23:38
No:383

377での仮説としてキスのフッキングの際に口を閉じていることが大きな要素であると考えました。飲み込んだエサを逃がさないためです。サビキがキスの移動速度に比べて遅い場合は移動するキスがエサをほうばったまま、仕掛を引っ張ることになります。その時に仕掛→シンカー→ロッドへ魚信が伝わることになります。問題はその時にキスがどのような方向へ進むかですね?つまりキスが移動するにつれ針が口中に引っかかりフッキングとなるのですが、針の形状によりフッキングのし易さに差があると思います。




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Subject:魚信 From:pingisu@home  pingisu@infoseek.jp  Date:2002/07/03 00:04

No:384

383に補足です。魚信ですが、エサを物色して吐いたり出したりのような動作では魚信はないと考えます。またよく言う「エサの先を引っ張った時」でもアタリはしっかりと出るのでしょうか?

僕の考えでは、アタリがあるときはフッキングした時、あるいはフッキングしかかって口中に針が一旦引っかかるが結局はずれた時だと思います。


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Subject:魚信  From:カワハギが好き Date:2002/07/16 20:55
No:385

キスのアタリはウキ釣りでは、アジに似ています。チョン、チョンとウキが上下した後、針掛かりすれば、す〜っと、ウキが消しこまれます。ウキ釣りだと、エサが水中に浮いているのでエサが海底に着いている時とは、食べ方が違うかもしれません。針とエサが海底に着いている時と、水中に浮いている時では、食べ方も違うので釣針やハリスの選定も違うのでしょうねぇ〜???(基本中の基本を質問したら失礼にあたるので、御機嫌損ねたらヒラに御容赦を...m(_ _)m)
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Subject:385追記 From:カワハギが好き Date:2002/07/16 20:56
No:386

アジというよりも、ベラに近いです。ベラほど口が小さくないので、フッキングしやすいです。



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Subject:浮き釣り From:pingisu Date:2002/07/16 20:57
No:387

カワハギが好きさん、今日は。

別角度からの書き込みありがとうございます。投げ釣り師では体験できないゾーンのお話ですので、参考になります。
浮き釣りでのフッキング、鈎の種類にもよるでしょうが、何を使われてます?またフッキングは唇周辺?それとも呑み込まれタイプでしょうか?

>チョン、チョンとウキが上下した後、針掛かりすれば、
>す〜っと、ウキが消しこまれます。

浮きの種類は玉?棒?
この動作気になりますね。チョンチョンが特に気になります。何故そのような動作をするのか?ですね。

上下から消しこむ、これは下からアタックして下に潜りるのでしょうか?
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Subject:Re浮き釣り From:カワハギが好き Date:2002/07/16 20:58
No:388

pingisuさん、こんばんは。今年の1月19日ですね。チヌ狙いだったのですが、北風が強く波が高すぎて釣りにならなかったので、波の無い離岸堤の内側でウキ釣りをしていたら、キスがフリークしたのです。釣果は貧弱でしたが、キスのアタリを見ることが、出来たので印象に残っております。

ハリはチヌ針2号、オキアミは3a程度のものです。ハリス1.5号でミチイト直結、ガン小(3B程度)

>浮きの種類は玉?棒?
ウキは自作自立棒ウキ(自重約5号)で遊動式。タナは3ヒロ半、水深は3ヒロ半から4ヒロ。富山湾の離岸堤の内側なので潮が動かず、ほとんど底にエサがきているはずです。底に這っていたかもしれませんが、だとしたら明確なアタリは出ませんので、エサは水中に浮いていたと考えています。ウキは長さ約15aで約5a程、海面に立ちます。目視で2回、約5aほどチョンチョンと引き込まれ、あとはス〜っと沈んでいきました。フッキングは、完全に呑み込まれてました。チョンチョンは、私が思うに、3aのオキアミは20aのキスには大きすぎるので、咥えながら食べたのでしょう。ベラなどはエサが大きすぎると、咥えて泳ぎながらゆっくりと食べます。

>これは下からアタックして下に潜りるのでしょうか?
タナが、ほとんど底だったので掛かっただけで、タナが浅いと、やっぱりキスは掛かりません(笑)タナピタだったと思います。

蛇足ですが、チヌ針でキスを筏ででもフリークさせてますが、この時は、上唇にジャストフッキングでしたv(^-^)>
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Subject:毎度です。 From:pingisu Date:2002/07/16 20:58
No:389

カワハギが好きさん、毎度です。レスが遅れてすみません。
浮きの件、詳細なご報告ありがとうございます。いつもながら鋭い観察眼と洞察力には敬服いたします。棒浮きでタナは底から底を切るくらいだったのですね。納得しました。紀東の七里御浜の北尻ではグレ釣りのオキアミに慣れたキスが浮き釣りで釣れるそうです。以前の例会でもオキアミのエサでチョイ投げしてた方がキスの部上位になられました。チョン・チョンの前アタリ2回は他のキスの仕業ってことないでしょうか?20センチくらいの良型ならオキアミくらいは一気飲みは可能ですが、それならフッキングしそうな感じもします。他のキス、アタリから考えて2匹が先を加えるも柔らかいので身がちぎれた。最後にちょうど良い塩梅になったオキアミの一部をキスちゃんが一気飲みしてウキがすぅーと沈んだのではないでしょうか?ベラとの差は歯の形ですね。ベラは一見して解る歯がありますので、くわえながら少しづつ細かくして食うということも可能かと思いますが、キスの歯はヤスリ状のようで、また顎の力も大きくはない(はず:検索してもよく解りませんでした。でも僕はキスは丸飲みがメインだと思ってます。)ので、ちぎることは可能でしょうか?

PS:この時もやはりチヌ鈎でしょうか?


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Subject:唇フッキング考 From:pingisu Date:2002/07/16 20:59
No:390

唇に掛かるということはどういうことなのか?少し考えてみました。383でも触れましたが、やはり唇を閉じていないと掛かりが悪いと思います。閉じているという想定で考えます。奥まで飲み込まれていれば奥に掛かると思いますので、飲みこまれないケースが該当します。口中にエサ(針)を飲み込み口中にほうばったような状態で、キスが移動(進行方向はアトランダム、反転もあり)します。その時仕掛ごと引っ張るような形になります。シンカーなどの反動で唇に引っかかりでっぱり部分にフッキングすると思います。その時に針の形状がフッキングの確率に影響すると思います。(つづく)



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Subject:389関係 From:カワハギが好き Date:2002/07/16 20:59
No:391

>他のキスの仕業ってことないでしょうか?
最初のチョンからウキが消し込まれるまで5秒以内です。キスが掛かった後、30分ほど粘りましたが、キスは来ませんでした。季節は真冬でキスが群れているとは考えにくく、他のキスの仕業の可能性は低いと思います。ウキ釣りのときは、チヌ針です。

ところで、『かつて「ハリは唇に掛けるもの、飲み込まれるは釣り師の恥」という関東気質が、「飲まれてもハリ釣り上げてなんぼ、ハリはちっそうないと」という丸形好みの関西気風が」(引用、大山俊治著「釣りバリの研究」名人と船頭の船釣り、立風書房、28ページ)とありますが、投げキス釣りでのフッキングは唇に掛けるのが普通なのでしょうか?それとも、飲ませて掛けるのが普通なのでしょうか?
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Subject:なんとも言えません・・From:pingisu Date:2002/07/16 21:00
No:392

カワハギが好きさん、毎度です。冬ですが、キスは深場の狭いスポットに固まっているような印象を持ってます。冬だからこそ群れているとも言えます。水温にもよりますが、富山湾の場合12度もあればキスは食ってくれます。PEなら竿先にもアタリがでます。結構低水温に強くて動きもあると思ってます。でも実際のところはようわからんです。

キス釣りですが、投げの場合はアワセが不可能です。すなわちほとんどすべてが向こう合わせです。天秤の反動を利用したアワセもあるとされてますが、この特集の最初のほうでコイキングさんがアップされたようにキスが数匹も掛かれば天秤が伸びてしまいその役目を果たさないようです。呑み込ませが普通か?唇フッキングが普通か?は投げ釣りのスタイルで分かれます。置きザオや遅いサビキの場合通例呑み込んでます。サビキが速い場合(この速いがくせ者で、どの程度かの尺度はございません。)は唇に掛かってきます。ただ鈎の特性によって唇フッキングがしやすいものとそうでないもの、呑み込ませた場合にすっぽ抜けが少ない鈎形があると(うすうす)感じてます。



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Subject:唇フッキング考:栓抜き理論その1・・・軸の長さ From:pingisu Date:2002/07/16 21:00
No:393
唇フッキングについて軸の長短から考えてみました。前提はエサを口中に含み、口を閉じた状態でキスが移動することです。キスの口、特に唇付近の構造は解剖学的検証が必要ですが今のところ明快な資料を持ち合わせておりません。アバウトな内容になることをお許しください。

キスが口中にエサ、つまり針を含んだままで移動することがアタリにつながるひとつの動作であると言いました。(384)このときに唇付近の口中に針が引っかかっている場合、その場所によってはキスの動き方に次第で、ちょうど栓抜きで栓を抜くような力が掛かりバレる場合があるのでは?と考えてます。キスの唇が支点となりてこの働きで針をはずす力が働くと思います。針の食い込みが抜けようとする力に負ければ、バレるはずです。その時にその支点から軸が外に長くでていればてこの力は増大しますので、外れる力も大きく加わります。ストレートな形状の軸なら長い方がてこの力が大きくなると思われます。



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Subject:唇フッキング考:栓抜き理論その2・・軸の形態 From:pingisu Date:2002/07/16 21:01
No:394
393の続きです。軸の長さが長いとある方向へキスが移動した場合は軸の長さが不利になるのではなかろうか?と393では推察しました。では軸の形態はどうでしょうか?仮に軸がまっすぐでなく、曲がっていたらどうなるか?栓抜きを例に取ります。お父さんの好きなビールを栓抜きで開けようとします。栓抜きの軸がまっすぐならお父さんは簡単にビールの栓を抜くことができますね。めでたしめでたし\(^^)/でも栓抜きの軸が曲がっていたら・・・結構難儀します。栓に対して上向きに反らせれば簡単に空けることができます。でも、鈎の場合はハリスが連結している訳ですので、キスちゃんが引っ張ればおそらく一番力が掛かり難い方向へ鈎が回ると思います。ですから鈎は抜けにくいことにはなりませんでしょうか?


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Subject:カワハギが好きさんより From:pingisu Date:2002/07/16 21:07
No:395

カワハギが好きさんより長文とのことでメールでいただいた分です。転載許可いただきましたので、以下に全文転載します。

キスのハリ掛かりパターンについては、まだ分からない所もあるのですが、現在、以下のように考えております。7、8年前までは、「ハリは唇に掛けるもの、飲み込まれるは釣り師の恥」と思って、チョイ投げでキスを釣ってました。(現在は、腹まで飲ませています。)というのは、幼い時にキス釣りがはやりました。その当時、ハリをキスに飲まれたら、子供の腕なので、ハリを抜き出すのに10分位かかりました。ハリが飲まれるのが嫌なので、自然に「ハリは唇に掛けるもの」というスタイルになりました。万葉埠頭が出来る以前の国分港は、10〜20bも投げるとキスが掛かりました。いわゆる「チョイ投げ」なので、投げ竿といっても、本格的な投げ竿ではありません。柔らかいので、コン、コンというアタリが分かりました。コンが来たら(アワセをいれるのではなく)そのまま巻き上げる。そうすれば、結構、高確立で唇フッキングしていました。だけど、1回目のコンで巻き上げたら、アタリがあったのに魚が居ないということも良くありました。当然、置き竿ということもしていたのですが、このときは飲み込まれることが多かったです。よくても5〜6匹/1日という釣果だったので、アタリがあったのに魚が居なかったというのは、かなり悔しかったです。また、完全に魚にハリを飲まれたりというのは、
子供の経済上、金銭的につらかったです。そこで、当時、上記の問題点の回避策を子供なりに考えたました。「コンが2回あったときに巻き上げると、ハリを外すのが苦にならない唇よりも深い場所(どこや〜...目の裏付近...^^!)にハリが掛かる確立が高い。」という結論に達していたと思います。また、これは大人になってからの話で、富山県にある伏木の太田釣具さんは、よく、スナイソメを切らしていたのです。スナイソとアオイソの違いを知らずに自販機で間違えて買った時もありました。「アオイソメでも釣れる。」と太いアオイソを使ってキス釣りもしました。子供の時からのチョイ投げスタイルは変わっていません。コンが1回、2回、あったときに巻き上げると、口からアオイソが出ている...(当然、再利用。)こともありました。古い話なので細かい事は忘れましたが、結構、印象的でした。柔らかい竿で徹底的にアタリを追求しフッキングの位置を調べ、エサの大きさや、キスの活性などを考慮すると、目には見えなくとも、キスがエサを食べる様子が推定できるかもしれません。

柔らかい竿を使っての経験から、キスのエサの食べ方は
@イソメ(など)を口に入れる。
A口の外に出ている部分を吸い込む。
Bお腹の中まで飲み込む。
という過程を踏んでいて、お腹の中にハリが飲み込まれるまでに
@〜Bの動作をキスが行うので、3回引くと考えておりました。

ところが、上記のように断定してしまうと・アタリだけがありハリに掛かっていない。

・1回目のコンで巻き上げたのにハリが腹の奥深くにある。
・同じく1回目のコンの後、2回目が無くフッキングしてブルブルとアタル。
というアタリ方が、当然ですが、納得できませんでした。

ここから、本格的にキスのフッキング・パターンについて考えはじめたと思います。
まず、「・アタリだけがありハリに掛かっていない。」については、

・キスの活性が高すぎて(地合を迎えた魚の行動スピードは驚くほど素早いで
す。)、または低すぎてエサを食べるのに失敗したから。
・キスではなくメゴチのようなアタリは大きく、フッキングしにくい魚がエサを突っ
ついたから。
・エサが大きすぎたから。

というような理由が考えられますが、いずれにしても「さびく」動作をしていれば止め、そうでなければそのまま待てば、ある程度、こういう事態は回避できたと思います。すなわち、エサを食べるのに失敗した魚は、再度、エサを食べに来るし、キス以外の魚だったらそのまま掛かる(実際は、ここで掛からない事が多く、何がエサを引いたのか分からないので悩む。)し、大きすぎたエサは次第に食べられて小さくなるからです。

次に、「・1回目のコンで巻き上げたのにハリが腹の奥深くにある。」

これは、7月ごろの活性が高い時期に多いです。そう考えると、活性が高く、吸引力が強すぎて@ABの過程が一気に行われた。多少、強引ですが、そう考えています。また、ハリやエサが小さかった場合は、当然と思っています。

最後に「・同じく1回目のコンの後、2回目が無くフッキングしてブルブルとアタル。」場合ですが、
理屈からいけば、唇や唇よりも深い場所に掛かっていれば、そうなります。

流線系のハリを使っていたので、このように思えたのかもしれません。よりフッキングのいいキツネや競技キスを使用すれば、「・アタリだけがありハリに掛かっていない。」というケースを回避できるかもしれません。また、唇や唇よりも深い場所に掛かる確立が高くなり、お腹の中にハリが飲み込まれるまでに3回引くというフッキング・パターン(の考え方やパターンそのもの)が変わるかもしれません。いずれにしても、柔らかい竿(安物の竿や磯竿)を使用してみてはいかがでしょうか。

6年程前に、30号の投げ竿を購入しましたが、アタリは分からないですね。飛距離は魅力的でしたが、アタリなしで魚が掛かるので寂しかったのを記憶しています。また、最近、磯竿2〜3号で投げ釣りをよくします。「磯竿、使った投げ釣りで、キスが掛かったらアタリの大きさに驚くぞ〜。」という先輩の言葉どおり、キスのアタリは大きかったです。その時は、アタリが大きく飲まれにくいハリ(チヌ針など)を使用しているので、(アワセの効果もあると思います。)唇フッキングしかしていません。

以上、「どうして、そういうことが言えるのか?」と突っ込みたくなるような箇所があれば、なんなりと突っ込んでください。答えれなければ、今後の試し釣りなどの参考にしたいと思います。ではでは

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Subject:秋田狐・・・ From:pingisu Date:2002/07/18 20:48

No:396

秋田狐についてWebで調べてみました。Webで見る限り秋田県では鈎は現在作られていないようです。秋田狐の名の由来もよくわかりません。渓流鈎として使われていたとの説もありますが、渓流から連想されるアマゴ・イワナ・鮎などでは使われていませんね。(←私の知る限り)今汎用されているのは投げ釣り意外では、ワカサギ、タナゴ、サヨリ、コアユってとこでしょうか?ただしこれらの釣りでは袖型も汎用されており、秋田狐は掛かりは良いもののアワセが必要との感想も多くみられました。鈎のサイズは2〜3号程度、対象魚のサイズを考えると納得です。


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Subject:Re[395]: カワハギが好きさんより From:pingisu Date:2002/07/19 15:13
No:397

カワハギが好きさん、亀レスです。

いつもながら観察眼鋭いですね。子供の頃からそのような眼を持ち合わせていたとは敬服いたします。
コン一回でダメ・・コン2回ならOK、なかなかそういう分析は出来ないものです。釣りに対する姿勢が伺えますね。投げの場合は従来型の釣りの場合は呑み込ませを主眼として仕掛も作成されたと思います。しかしながらPEの登場によりアタリが繊細にわかるようになった事で、フッキングするケースとそうでないケースがあぶり出され、新しい考え方も生まれてきていると思います。軸の長短、サビキの速度などなどが日夜検証されております。ただその多くが名人巨匠の巻物の中にしまい込まれ広く開示されていない側面もあるのではと思ってます。

キスのハリ掛かりパターンについては僕もまだまだよくわかりません。同じタックルを用いても遠投ではフッキングするのに、ちょい投げではフッキングしないことが良くありますが、キスのハリ掛かりパターンが単純なら近くても遠くても同じように掛かるハズですね。ご指摘のようにライトタックルで攻めればまた解も生まれるかもしれませんが、悲しいことに投げ以外の釣りはすべて捨てた僕ですので、検証しようにも方法がございません。また僕は投げの範疇で仕掛を捉えて見たいのです。

ただ、現在の投げのサイトの検証の限りでは限界を感じていることも事実です。ですからバッサーのサイトや鮎のサイトあるいは僕がお邪魔したカワハギが好きさんのサイトを垣間見てなんとか解決の端緒を捕まえようとあがいているのです。

キスの餌の食べ方は

自分的には
 1:一気飲み
 2:くわえる

大きく分けてその2つしかないと思ってます。もちろん亜分類はあるでしょう。
1の場合は釣り方によりますね。キスがイケイケモードで餌にアタックしてもサビキが速いと飲み込みが浅くなりますね。その場合は鈎の選択や掛かりの浅さをカバーするウデが必要となると思ってます。そういうとサビキが速いことは得策でないと思われるかもしれませんが、casterのペースで、言い換えれば自分の術中にキスを誘い込める釣り方であるのです。状況次第では大勝利を得ることが可能な積極策だと思います。サビキが遅かったり止めていれば一気に食道まで貫通でしょう。ここでよほど鈎の選択を間違えなければフッキング確実でしょうね。問題は2のケースですね。これはかなり難しい・・


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Subject:腰折れの妙 From:pingisu Date:2002/07/24 16:00
No:398

唇フッキング考の補足です。秋田狐の腰折れの形状については栓抜き理論でメリットを考えて見ました。もっと単純に考えてみますと、あの腰折れが唇にモロに当たるのを防ぐような形となっているのではないか?という事です。つまり腰折れが唇を回り込むような格好で逃げているのではないでしょうか?もちろん、口中の何処に掛かるか?によっても事情は変わって参ります。唇に近くてもやや距離があればぶつかりますし、唇直近に掛かれば腰折れの妙が活きるように考えます。


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Subject: キスの口の中 From:pingisu Date:2002/07/26 20:57
No:399
意外や広いですね。先日の塩ケ浜釣行の際に確認しました。口中は小型のキスでも広いです。2重の唇(ご存じ伸縮可)の内側の唇の付近の構造がラフで、ハリ掛かりし易いようです。手を突っ込むとざらざらしてますね。フッキングは完全に呑み込まれ(食道以奥)るか、この内側の唇付近に掛かっているケースばかりでした。ただし今回は置きザオかスローサビキでした。

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Subject:試験釣行 From:pingisu pingisu@infoseek.jp  Date:2002/08/06 20:50
No:400

今晩は。やっとかめのカキコですm(_ _)m
この前の日曜日に渥美半島の西浜(伊勢湾側)へ試験釣行に参りました。鱚の数が少なくてオマケに活性もいまいち、サイズも散々でしたので、あまり参考にはなりませんでした。

仕掛ですが、鱚が釣れないとの情報もあり最初は3本針の探査用仕掛です。スペックは、モトスDUELブッシュキッカー10Lbs2.5m、ハリスホンテロン蛍光黄緑0.8号3センチ、エダス間隔30センチ、鈎トーナメントキス茶6号です。高速サビキでは全くヒットしませんでしたので、ハンドル一回転2秒くらいの中速サビキです。これでそこそこキスがヒットします。3連も時々ありますが、いかんせんサイズが・・数センチも混じりますので、リリースの連続です。ハリ掛かりは399のアップの通りの場所ですね。唇を貫いてました。トーナメントキスはなかなか良い感じです。稀にフッキングが甘いのがありましてその場合は簡単に鈎が外れます。掛かっている場所も位置的にはあまり変わりありません。深さが違います。時折、キスがフッキングした状態で、エサがハリスにこき上げられているのが見つかります。今回の実験では、キスがフッキングしてなくてエサがそのような状態になっていたケースは皆無でした。キスがフッキングしてから餌を呑み込んだまま、逃走しようとした反動でエサがハリスの上にまで飛ばされたようにも見えます。その動きしかエサの移動は説明できません。

次にスペックをモトスDUELフューズライン10Lbs2.5m、ハリスホンテロン蛍光黄緑0.8号3センチ、エダス間隔30センチの5本針、鈎はおなじくトーナメントキスの6号です。この仕掛ではモトスの硬さが災いして?なかなかヒットしません。サビキを1ハンドル2.5秒位に落としますが、メゴチが途端に掛かりまして、苦戦を強いられます。なんとかキスをポツポツと拾いますが、4連が最高でした。しかもキスの掛かりがバーコード状態でした。うーん難しい・・。先鈎にキスかメゴチがフッキングしていないケースで、その他のハリスにフッキングしていないケースは皆無でしたが、先鈎に掛かっても、2番、3番は空で、4番、5番にフッキングなどバラバラでした。サビキ速度などの調整がいかに大変かを思い知らされました。感想ですが、今回の状況では、モトスはナイロン系の柔らかめの方が乗りが良かったと思います。ハリスはホンテロンだけでしたが、モトスナイロンの場合はそこそこ釣れてました。なお、トーナメントキスの掛かりはさすがですね〜。

ps:仕掛としてはトーナメント6号と湘南キス5号をチャンポンにつけたものも用意しましたが、キスの密度が低く試験を断念しました。なお、トーナメントキスとハリスの結びは内掛け本結びの3回シメです。いつもは4回シメですが、今回は1回少なくしました。強度的には遜色ありませんでした。