recounted2007.01.26
 

尾鷲釣行記:1998年1月−雨にむせぶ夜−update2002.09.14

こん**は、名古屋の服部です。1月17日から18日にかけてかっぱサ−フの1月例会が開催されました。場所は三重県尾鷲の天満浦から尾鷲港、大曽根浦にかけてです。まずお断りしておきますが、個人釣行では絶対に竿を出さない最悪のコンデイシヨン。クラブ釣行でしかも宴、いや総会を現地で予約をしていたため仕方なく竿を出しました。老人・幼児・病中・病後など体力の無い方は絶対にマネをしないように!(肺炎になります。)

 名古屋出発は17日の20:30。天気予報では三重県南部は18日昼までに100ミリの予想雨量とのこと。いや〜な予感がする。案の定、R23で津に入る頃よりポツポツと降り出す。途中夜食休憩があり、尾鷲着が18日2:00前。外は激しい雨。天満突堤に2名、魚市場に6名、去年の例会で好釣した大曽根浦に10名が入る。私は尾鷲港の通称タンク前に入ろうとしたが、あまりの大雨にしり込みし、屋根付きスポットである魚市場に釣座を構える。

海水温15度!潮色は夜目にもわかる乳緑色。しかも潮止まり。半ば義務感で第1投。魚信なし。程なく魚市場正面で投げていた、石原さん(通称かっぱさん)にキス。いるではないか!少し元気が出てきたが、雨はますます激しくなり、おまけにピカピカ鳴り出し、突風も吹き出したので、魚市場内へ避難。雷が収まり風も少し和らいだので、再び竿のところへ戻るが雨の勢いは止まらない。えさ替えの為、さしている傘を上向きに地面に置くと、竿を再投入するまでに洗面器一杯くらいの水が溜まっている。5:00までに漁港北側向きで投げていた岡田さんにセイゴが来たきりで、残りの人間は、ボ*ズ。

ずぶぬれ覚悟で、ひとりタンク前に場所替えを決行。タンク前から航路筋に遠投するが、結果が出ない。7:00を過ぎ、ようやく周りが明るくなってから待望の魚信。期待してリ−ルを巻くと茶色のスマ−トな魚体が姿を現す!万歳アイナメ!と思ったが、ヒゲ面で白の横線がある。ヒルなのに”ごんちゃん”とは(^^;。海をよく見ると尾鷲港両サイドにある中川、北川は黄河状態。当然のことながら港の両サイドは黄海状態。正面の海も乳色で木の葉が浮かんでいる。でも8:30に根性でキス17センチ34グラムを釣る。結局釣果はこれ1尾。(^^;

クラブの釣果

キスは18名で、9匹。2匹釣った人がいるので、型をみたのは結局7名
内訳:魚市場で3尾。タンク前で1尾。大曽根浦で3尾。天満浦は0。そのほか、魚市場で30.6センチのアイナメ1尾。あとは特記すべき物無し。B級ポイントと思われた魚市場が一番好釣?、わからないものです。期待の大曽根浦はひどい濁りと、海草と”ごんちゃん”の嵐だったそうな。

PS:2月は7日から8日にかけて和歌山県新宮港から紀伊佐野海岸〜宇久井で例会で
す。

追補版

尾鷲港の天満突堤は普通ならA級ポイントですが、先端から航路筋へ投げますので、せいぜい2名の場所です。昨年も同時期に釣会が開かれましたが、どうも芳しくないようです。魚市場は大雨の為、緊急避難で入っただけの場所です。キスがでたのは、天満浦に向かった正面の場所。投点も近いそうです。私は天満突堤の先端に近い、左角で投げましたが、ダメでした。もっとも短時間でしたのでわかりませんが (^^;。ただしヘドロ溜まってます。)通称タンク前はクラブ員のI氏の得意ポイントです。I氏によれば、正月から3月くらいまで、数はでない(MAX10尾)ものの、型はみれるそうです。昨年も私が2.5匹。他の人も3尾くらいは持っていました。ポイントは天満突堤と沖一文字の間の航路筋です。左手にいつも大きな船が係留されており、舳先方向に遠投します。ただし、7:00に捨て石を運ぶ大型船が入港し、おおきな音をたてますので、それまでが勝負だそうです。(ヒラメもいます (^^;)

 大曽根浦は北向きなので、南風には強いそうです。尾鷲と逆ですね。三田火力の温排水の影響があるせいか、火力が稼働していれば、おもしろいポイントだそうです。昨年好釣したのは、漁港の小波止めです。また右手の2つ目の浜でもキスが出るそうです。

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